4巻の冒頭で孫堅が死去。このシリーズでは孫権が神童扱いされており、9歳の孫権が使者として自分の若年を武器にして劉表を説得し、孫権の亡骸を引き取ったりしている。
その後、5巻の終わり直前までは董卓暗殺のための連環の計に割かれている。董卓が呂布に戟を投げつけたり、王允が李カクと郭シを許さなかったために破滅するなどは演義通り。ただし呂布と貂蝉は恋仲となり、連環の計のあとも貂蝉は自決せず呂布と行動を共にする。呂布の節操の無さはあまり強調されておらず、好青年にしか見えない。
何故か陳宮が王允と旧知の仲で、連環の計に一枚噛んでたりする。また董卓暗殺後の人間蝋燭、董一族誅滅も描かれない。李儒もいつの間にか死んでる。
5巻は陶謙の部下が曹嵩を殺害し、曹操が悲嘆にくれるところで終わる。
セットや衣服、食器などの小道具に不満はないのだが、鎧甲がどうも軟質樹脂にしか見えないのが難。
董卓がしばしば王允ら漢朝の重臣を指して「コウケイダイジン」と呼んでたのだが、字幕を見ると「公卿大臣」と言うことらしい。聞いたことのない言い回しだ。
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