Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

妙な一日

出勤しようといつも通りの時間に駅へ行くと、車両故障とかで列車が到着しない。やむなく別の経路を使ってやや遅刻気味に出社。
用件をすませて外出。南海電車に一時間揺られて目的地へ。頼まれていたPCの設定を始めるが、うっかりしていてLANケーブルが足りなくなり、あわてて近所の店に買い出しにゆく。ついでなのでいろいろ物色していると、名前を呼ばれる。果て、こんなところでお知り合いが居るものやらと、向き直ってみると、とても意外な人物がそこにいた。
一瞬どこかで見たことがある人だな、と怪訝な表情になったが、その人であると気づいた瞬間から最敬礼状態になってしまうぐらい、私の中にはトラウマが刻み込まれている怖い人なのだ。社会人なりたての頃、私にプログラミングの基礎をたたき込んだ先輩OLさんである。どうもご近所にお住まいらしい。当時は正直言って苦手な人で、私は出来が悪いというか、人間そのものが出来ていなかったので、怒られたことしか覚えていない。怒られ倒して泣かされてしまったこともある。
もっとも、あれからずいぶん経っている訳で、深く関わっている訳でもないから怒られる理由もない。その場は和やかに話を交わし、さっと別れた。考えてみると、私がプログラムを教わったのは彼女からだけで、社会人としての基礎を叩き込んだのも彼女だ。仕事に置いては唯一の師匠と言える人なのかも知れない。
仕事を17時頃に終え、南海で帰ろうとするといつまでたっても電車が来ない。人身事故が起きて動かなくなってしまっているらしい。振替輸送でJRに乗れとアナウンスしていたので、バスに揺られてJR和泉鳥取駅へ。18時20分頃に来ると言う電車を待っていたら、こちらも電車が来ない。なんとJRも車両故障だかなんだかの影響で動かなくなっているのだ。結局電車が来たのは18時50分頃。それまで寒風にさらされ体の芯まで冷えた。電車に乗ったものの座席は全て埋まっており、難波までずっと立ちっ放し。しかも電車は時おり途中で停止し、難波駅に着いたのは9時頃。事務所に戻って残務処理を済ませて帰宅した頃にはなんかメチャクチャ疲れてしまっていた。