Look on the Bright Side of Things

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エースコンバット7 キャンペーンモードメダル集め中

飽きずにエスコン7をやり続けている。ネームド機をすべて撃破したあと、簡単にできそうだったのでキャンペーンを縛りプレイでクリアするともらえるメダルに挑戦してみた。

まずは4時間以内クリア。難易度はイージーでも可能なのでそんなに難しくない。ターゲットのみを相手にするよう心がければ余裕。

次は機関砲のみでクリア。これは少々手こずった。ミハイなどの高機動機を相手にするのが難しいし、地上目標の撃滅をしようとして何度も墜落してしまった。

一番つらかったのがノーダメージクリア。敵の機関砲が一発あたっただけでもアウト。アーセナルバードの撃墜を狙う際、まとわりついてくるUAVに何度も機関砲を当てられ、リトライを繰り返す羽目に。

なんとかクリアできて、メダルゲットした。

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残すメダルはオールSランククリア。クリアタイムも重要なのでなかなか難しくて手こずり中。

スマホを変えた

息子が生まれた三年前に購入したXperia XZ1の電池がそろそろ寿命を迎えてるようで、充電してもすぐに電力切れを起こすため、新しいスマホに買い換えることを決断。ネットで買えるシムフリースマホも検討したのだが、いまいちよくわからず。

音質の良さに定評のある、そして使い勝手のあまり変わらないXperiaから離れる気にはならず、新型の「5 Ⅱ」か、一つ前の機種だが性能は同等で画面サイズの大きい「1  Ⅱ」にするか迷った末、梅淀で「1 Ⅱ」を購入した。老眼なもので画面サイズは大きいほうがいい。

いつもそうだが、使い慣れた旧機から切り替えると何かと使い勝手が違って、意識せずに利用していたアプリなども再度設定せねばならず、不便な思いをする。

旧機では使えていたアプリが使えなくなっていたりして、同等の機能を持つアプリを探したりなど、色々と苦労する。

連絡先の移行やLINEのトーク履歴の復元などなどは、業者に有償で任せることもできたが、もったいないので自分で頑張った。老いが進めばそれもできなくなるのだろうかな。ネットでSIMフリー版を購入できないでいる時点で、もうジジイなのかもな。

Artio CR-M1を買った。

日中、仕事の休み時間にスマホを弄ってると、関心のあるニュースを表示してくれてて、それがこの記事だった。

av.watch.impress.co.jp

普段、通勤電車に乗ったりして一人で移動するときには必ずスマホBluetoothイヤホンのWi-C600Nに繋いで音楽を聞いている。音楽がないと寂しいということもあるが、周囲の会話などを聞きたくないのが主。関心も持ちたくない連中の聞きたくもない会話に巻き込まれるような気がして、好きじゃないのだ。

 

anderson-s.hatenablog.com

一年半前に買ったWi-C600Nには特に不満もなかったが、音が埋もれている感じはずっとしてて、上記の記事で紹介されているような空間を感じさせるイヤホンには興味が湧いた。少し迷ったが物欲を抑えきれず、クレカのポイントが溜まっていたことを言い訳にして、割引価格でこの記事表題のCR-M1を購入した(さすがに上位機種のV1は手が出なかった)。

Artio カナル型イヤホン ブラック 【CR-M1】

Artio カナル型イヤホン ブラック 【CR-M1】

  • メディア: エレクトロニクス
 

装着して色々と手持ちの音楽を聞いてみたところ、今まで埋もれていた音が鮮明に聞こえるようになり、何年も聞き慣れた曲が新鮮に聞こえてくるとともに、イヤホンやヘッドホンで音楽を聞く際に特有の、音が頭の中に閉じ込められているような感じが減り、かなり自然に聞こえるように。スピーカーほどではないにしても、たしかに音に広がりを感じられる。

ノイズキャンセリングではないため、通勤電車内では煩めに話す人達の会話まではシャットアウトできないが、それを差し引いても聞こえがとても良い。

欠点としては本体が少し重いのと、ケーブル耳掛けを推奨しているため、マスクの紐や眼鏡の蔓とケーブルが耳にかかることになって、若干煩わしさを感じること、適合するイヤーピースが少ないことだろうか(イヤーピースはFinal E TypeをSS、S、M、L、LLの5サイズ添付してくれており、音質的には問題ないが、遮音性は少し弱い)。

それ以外はとてもいい買い物をしたと喜んでいる。毎日、手持ちの音源を聞くたびに新鮮な発見が出来て、マンネリ気味だった音楽鑑賞が楽しいものになった。

もう何年もワイヤレスイヤホンに慣れきっており、スマホに有線でつないで取り回すのは面倒なため、BluetoothレシーバーのFiio μBTRも購入した。

www.fiio.jp

俺はそんなにいい耳してないから、aptXで十分。

Ace Combat 7 キャンペーンモードの感想

AC7の記事を書いていて、比較のためにAC04とかAC5について詳細に思い出してみようとしたところ、断片的にしか覚えてないことに気付かされた。AC-Zeroは当時の感想をブログ記事にしているため、そういえばそうだったかなぁと記憶をたどることができたが、AC7に同梱されていたAC5をプレイしていても、全く記憶にないミッションなどもあり、後で思い出すのにも限界があると反省。

AC7はいいゲームだから、キャンペーンモードの感想を記録にとどめておこう。

Mission 1 Charge Assault - Operation "Deer Horn"
いつもの青い空と海、白い雲の練習ステージ。最初の獲物が爆撃機とMig21なのはもはや伝統か。PS4の描画能力で描き出される、今までよりもずっと美しい空と海には驚かされた。
Mission2 Charge the Enemy - Operation "Eastern Wind"
ミッション2はAC04と同じく、田園地帯に配置された敵基地攻撃ミッション。敵はまだまだ接待モード。UAV初お目見え。隊長からハイGターンを教わる。なんとなくだが、メイジ隊、ゴーレム隊の同僚たちとは打ち解けそうにない感じを覚える。
Mission3 Two-Pronged Strategy - Operation "Dual Wielder"
初めての空中給油。こんなに難しかったっけ?というぐらい手こずった。空中給油の後は雲海が広がる大空での制空任務。初期配置の敵航空部隊を始末した後、雲海の中から姿を表す巨鳥、アーセナルバード(以降、汗鳥)と初対面。堕とそうと必死になってたらバリア張りやがんの。UAVの大群に襲われる護衛対象を護りきれず、初めてのミッション失敗を経験。このミッションでミハイが出てきてたこと、最初はわかんなかった。
Mission4 Rescue - Operation "Lighthouse Keeper"
過去作にもあった、触ったらアウトな索敵エリアを抜けていく、イライラ棒ミッション。じっとりとした湿度を感じさせる天候の描写は見事。索敵エリアを抜けると軌道エレベーターと初対面。ハーリング元大統領の登場でAC5と密接につながるのかと思いきや、セリフのひとつもなく爆死。戦闘に必死で通信を追えてなくて、自分がハーリング殺しの主犯になってたのには目が点になった。マジで誤射したのかと、リセットしてリトライしそうになったよ。
ハーリングを載せたヘリの名前がAC5でも彼が乗ってた輸送機のと同じ、マザーグースワンだってことは、AC5をリプレイして初めて気づいた。つか、そんなの覚えとらん。あの時もイライラ棒ミッションだった。
Mission 5 444 - Operation "High Card"
大したデモシーンもなくハーリング殺しの下手人として懲罰部隊に配属され、キョトン。離陸するも最初のうちはFCSをロックされて攻撃もできなかったが、撃てるとなってからはとても楽しいミッションに。なんの障害もギミックもなく、空戦を堪能できて、気分的にはAC04のComonaと同じ。ガラの悪い、本音で話をする僚機の面々とは仲良くやれそうな気がしてた、のだが…。
ここのBGMが「装甲騎兵ボトムズ」みたいな雰囲気だしてて好き。
Mission6 Long Day - Operation "One Pair"
大規模な敵基地襲撃ミッション。最初は勝手がわからず、時間内に規定ポイントを稼げなくてミッション失敗してた。敵の攻撃が熾烈になってきており、何回か撃墜もされた。
早速同僚のハイローラーが撃墜され、不謹慎なジョークを口にしたフルバンドに対するAWACSバンドッグの冷たいあしらいが身にしみた。
Mission7 First Contact - Operation "Two Pairs"
味方部隊・サイクロプス隊の支援のため、レーダーサイトを破壊して回るミッション。天候、気流、中国の深山のような障害物に悩まされた。それまでさほどの脅威でもなかった雲と気流が初めて牙をむく。雲の向こうは当然視界が悪く、雲の中に入らないとターゲットが攻撃可能かどうかわからない。気流も強くて機体が流される。さらに雷雲の中に突っ込むとたまに被雷し、一瞬制御不能になるのだ。おかげで何度か山に激突してしまった。初期目標を達成の後、UAVの群れに追われるサイクロプスストライダー両隊を支援してUAVを撃退。その後ミハイが出現して脳筋チャンプがあっさり撃墜される。奇岩の間をスイスイ抜けていく超絶機動のミハイ。でも付き合わずに高空へ避退して接近してきたところをヘッドオンで倒す。
Mission8 Pipeline Destruction - Operation "Three of a Kind"
毎度おなじみ沿岸石油備蓄基地襲撃ミッション。破壊を楽しんでると、砂嵐が到来。それはいいとして、視界絶不良、暴風で機体があおられるなか、たまにしかレーダーに映らないターゲットを探し出して撃破しないとゲームオーバー。しかもUAVの追撃付き。最初は懲罰部隊気分を実感させるためのイジメかとコントローラー投げそうになった。
Mission9  Faceless Soldier - Operation "Flush"
ほんとにコントローラー投げたミッション。制限高度を超えるとミサイルが飛んでくるため、頭を押さえつけられながらミッションを遂行しないといけないのだが、ターゲットを攻撃するためには危険を冒して制限高度を超えないといけない。理不尽。マップの等高線を見ながら進んでたらそれが当てにならず、ミサイルに身を晒す羽目になって撃墜された。
後半は散弾ミサイル躱しながら敵機を撃墜していく。後半明けの編隊集結シーンは熱かったのに、あっさり始末されるフルバンド。バンドッグは再三警告してたけれど、冷酷なやつだ(だがそこがいい)。
Mission10  Transfer Orders - Operation "Full House"
懲罰部隊が解散となり栄転?していくクソ司令の乗る輸送機をSAMから守るのだが、MAPのあちこちに潜んでるSAMをみつけださないといけないのに、敵機まで飛来する。SAMを探し出せずに護衛対象がやられて何度もミッション失敗。士気喪失しそうになった。
後半のUAVはNormalまでなら大したことないが、Hardでは撃墜に苦労させられる。超機動な上に機銃でミサイルを撃ち落としてくるため、QAAM使って始末するのが吉。
Mission11 Fleet Destruction - Operation "Siren's Song"
懲罰部隊が行ってきた今までの作戦は対UAV、対汗鳥のための瀬踏みだったことが明かされる。地雷原を踏ませて安全地帯を確認するような非人道的な内容だったため、遂行役となった司令はおそらく口封じに激戦地帯に放り込まれたんだろうなー。バンドッグは最初から全部知ってたのだろうから、知りすぎたフルバンドを始末せざるを得なかったのだろう。
それはともかく、数多のUAVを撃退、ミハイと互角に戦って尋常ならざる力量を示したトリガーはカウントのおまけ付きで栄転。
ミッション内容も晴れ渡る沿岸部が舞台となって、AWACSや部隊司令からも今まで酷い待遇が嘘だったかのように優しい扱いを受ける。あまりの落差に笑った。
イージス艦CIWSが初登場し、ミサイルを叩き落としてくるため、ただの的でしかなかった地上物が手強くなる。最初は状況がわからなくて、なんでミサイルが当たらないのか怪訝に感じた(無線でAWACSが説明してくれてるけど見る余裕なかった)。
LACMを入手してからは簡単にクリアできるようになるため、もっぱらここでMRPを稼いで装備の充実に努めた。
Mission12 Stonehenge Defensive - Operation "Dragon Breath”
AC04でISAFを散々苦しめてくれたストーンヘンジ。あの時ぶっ潰した仇敵の生き残りが今度は汗鳥撃墜の切り札に、という展開にニヤニヤ。三方から絶え間なく襲いかかってくる敵集団からストーンヘンジを護り切るのが難しく、なかなか損害ゼロにはできない。最初の頃は地上部隊をいくつか失ってしまった。
そして登場した汗鳥も、通信聴き逃しててメインローターを止めることを要請されてるのに気づかず、時間オーバー。そんな大事なことはデモで言ってくれ。
Mission13 Bunker Buster - Operation "Magic Spear"
BGMが軽快なミッション。でも内容はギミックありでストレス。AC5の偵察写真撮影ミッションよろしく、爆撃の精密誘導のため、ターゲットとなるミサイルサイロを正面にターゲッティングしたまま飛ばないといけない。しかも敵の攻撃に追われながら。精密誘導機器が特殊兵装枠を埋めるため、戦闘は機関砲と通常ミサイルのみなのもストレス。
後半は毎度おなじみ弾道ミサイル撃墜ミッションとなる。2次大戦中はイギリス空軍戦闘機がドイツから飛んでくるV1を撃墜してたそうだが…、ほんとにできんのこんなこと。
Mission14 Cape Rainy Assault - Operation "Werewolf"
これもお約束の渓谷突破ミッション。しかも夜で見通し悪し。まぁ、なんとかなるだろと始めたら、途中からサーチライトのイライラ棒付き。割と当たり判定緩めっぽいのだが、目的地にたどり着くまでの長いこと。
渓谷抜けてからはやりたい放題の対地攻撃ミッションに。前半でストレス掛かる分、ここの襲撃は楽しい。
Mission15 Battle for Farbanti - Operation "Giant's Step"
AC04から再びの敵首都ファーバンティ攻略戦。陸海空全部楽しめる、ウニ・イクラ中落ち丼みたいなてんこ盛り。ただし、どの目標群も手早く片付けないと規定ポイントを稼げずにミッション失敗になりやすい。
後半はミハイ率いるSOL隊との戦い。ファーバンティ上空での敵エースとの戦いとなると、黄色の13を思い出す。ミハイよりもずっと印象に残るエースだった。
ミハイによってサイクロプス1のワイズマンがロストされ、カウントは激昂するが、俺にはなんにも響かなかった。「あ、ここでサヨナラなんやー」ぐらい。付き合い短いし、あんまり関わりないしなー。でも、バンドッグがロストしたら悲しんだかもしれない。
Mission16 Last Hope - Operation "Gorgon"
横浜港をモデルにした夜のアンカーヘッド港で、自動車で移動する、内通している敵将校を護衛するミッション。普通なら簡単だけど、接近してターゲットサイト中央に敵影を収めないと敵味方識別ができなくなっている。識別せずに攻撃して味方を(三回)撃つとミスになる。攻撃のテンポが遅くなって苦労させられる、ストレス満載のミッション。「イジメみたいなことやめろや!ボケ!」などと、何度も悪態をつかさされた。マルチロックの武装だと未判別のターゲットまで巻き込んでしまうため、特殊兵装も限定される。
後半は空戦ミッションになるから対地兵装は諦めて対空兵装一本で対地も賄ったほうがいいかもしれない。後半の護衛UAVが制御を離れた理由はよくわからんまま。「欲が足りない」ってなによ。
無線で色々と重要な情報、設定補完を話してくれているのだが、戦闘に集中させられるため、のんびり聞いてられない。なのでストーリーに乗ることが出来ない。その弊害が無視できなくなるミッションでもある。
Mission17 Homeward - Operation "Reflux"
島に取り残された味方部隊を救うため残敵を掃討するミッション。前のミッション同様、敵味方識別が超うざい。単純に楽しくない。中盤で接近してくる爆撃機も護衛がまとわりつきすぎてて、識別が超面倒。これ、遊びとして楽しいと思ったやついるのか?
ミッション後半になってエイブリル、タブロイドらとカウントが再会するところは少しホッコリした。その直後、コゼットら難民を助けるところは時間設定が厳し目で何度か失敗した。あれ、対地兵装なしの初見でクリアできるやついるんやろか。
最後は高速飛翔体追撃。AC04でもあったね。ここまで長距離対空ミサイルを温存してると楽に始末できる。ミッション説明では対地ミッションだから対地兵装を選択しがちなのだが、視認→識別→攻撃のフェーズをスムースにするには通常ミサイルのほうが向いている。そして中盤の爆撃機迎撃には対空兵装がないと厳しい。ミッション説明自体が罠になってるのよね。
Mission18 Lost Kingdom - Operation "Beehive”
補給のためにミハイの地元に押し込み強盗やって、怒って追い払いに出てきたミハイと決着をつけるミッション。決着と言っても、そんなに因縁感じてないので、陰気で面倒くさい超絶機動ジジイが反則装備で出てきやがって、という感想しかなかった。
倒した後、年齢と人生感じさせるコメントを期待したのに、「やらかしちゃったけど、後始末よろぴくー」と去っていくという、クソ無責任ジジイのままだった。ジジイのケツ拭きは介護ベッドの上だけにさせてくれよ。ホント魅力の欠片もない。特殊高機動対Gオムツ付けて寝てろや。
Mission19 Lighthouse - Operation "DareDevil"
前半はBGMが爽快な大空戦ミッション。何も考えずひたすら撃ち落としまくるだけ。後半の汗鳥撃墜に至るまでの無線ドラマは正直なにやってんのか理解不能だった。最初はほんとにカウントがなんか特殊なことやったのかと思った。脚本凝り過ぎなんだよ。APSバリア消失のときに合わせてBGMを切り替えるような特殊な演出してても、UAVの撃墜に一生懸命だったので全然気づかず見逃してた。
汗鳥の撃破はただただ面倒なだけ。手順を踏むだけでなんか興奮がない。攻撃すべきポイントもわかりにくいし。シューティングゲームによくあるような、一撃与えるごとに変形して攻撃方法が変わるとかしてくれたら楽しいんじゃねえの。
ミッション終了時のムービーでコゼットがパラシュート降下しまーすっつってんだけど、素人にゃ無理だろ、お姫様なのにそんな訓練受けてんのか。そのせいでカウントが危うい目に遭い、いい加減、エイブリルの制止を聞けよ、とムカつく。
Mission20 Dark Blue - Operation "Hush"
ラストミッション。ラスボスがAIなのはホント萎える。最初からAIが敵ならば納得できるかもだが、物語の最後にひょっこりと横入りしてきて主役ヅラされてもな。それならそれで、中盤ぐらいに制御が効かなくなってエルジアのいくつかの都市が壊滅状態にされるとか、ミハイですら負けるとか、段取りを踏んでもらいたい。
AI機を一旦倒した後、分離して逃げるUAVを追って、シリーズ恒例のトンネル抜け。AC04のメガリスやAC5のハミルトンネルよりは随分簡単。シャッターくぐれず一回死んだ程度。トンネルに入るのがちょっと難しいぐらい。グラフィックの質が向上してて、おかげで恐怖感が増して操作ミスしやすい。入り口からすぐのとこで曲がってるの、陰険やな。
トンネルに入る際、みんなして「トリガー頑張って!」「トリガーはんにオマカセやで」と無理難題を押し付ける中、カウントだけが「トリガーの身にもなれよ」と言って同行してくれたのはホロリとした。いい相棒になったなぁ。草葉の陰のワイズマンも喜んでることだろう。
トンネルを抜けると、そこは「フォースの覚醒」だった、というかスターキラー基地の弱点みたいに周囲の壁にあるターゲットめがけてミサイル放つというシチュエーション。狭い閉鎖空間を飛びながら制限時間内にUAVとターゲットを撃破しなければならず、勝手がわからないうちはよく接触事故でミスした。
なんとか撃破成功して世界の危機を救った後が大変。脱出のため、軌道エレベーターの中を垂直に抜けろというが、入り口が分かりづらいし、入りにくくて事故多発。何度もやり直させられた。

以上でキャンペーンクリア。後半になるほど感想が長くなるのはそれだけ苦戦してるからでもある。前も書いたが、概ね良作なんだけど、残念な点がいくつかある。

  • ストーリーが複眼的視点なのは良いとして、描写を飛ばし気味に語られるため、はっきりとした像を結ぶのが大変。なのでストーリーに置いてけぼりくらったまま、プレイを進めることに。
  • ミッション中にも当然ながらストーリーが進むが、戦闘に忙しくてストーリーを構成する通信内容を聞き逃しがち。もともと、飛び交う通信はパイロット気分を演出するためのものだったはず。ストーリー進行はデモに担わせたほうがいい。
  • ミハイが空気。存在感うすすぎ。倒しても達成感ゼロ。同じく孫娘も心情を細かく描いてないので、銃撃のシーンが突然すぎる感じに。
  • 懲罰部隊サイコーなのに、殆どのメンバーが使い捨てで、途中で解散するのもったいない。
  • カウントとロングキャスター以外のロングレンジ隊に愛着が全くわかない。それなのに親しげに話してくんな。特にイエーガー
  • ステージギミックがストレスになりがち。特にIFF(敵味方識別装置)不良はものすごく嫌。あれを実装したやつは超ド近眼レンズのメガネ掛けて、失敗したら感電するワニワニパニックやってくれ。ストレスは駄目、と言ってるわけじゃなく、跳ね返したくなる、跳ね返すと楽しいストレスにしてほしい。峡谷突破なんかは楽しいしね。識別は出来るけど長距離攻撃ができない、目視で索敵とかならまだマシなんだけど。AC04の飛行船つぶしは面白かったぜ?
  • AIが脅威になるのであれば、制御不能になっていく様子を、恐怖を交えてしっかりと描写しておくべきだろう。シュローデルの転向も突然すぎる。なので最後のUAVを撃墜してもあんまり達成感がない。AC3とつなげようとしたのが裏目に出たのかもな。

システム周りはほぼ不満点ないんだけれど、ごっこ遊びにとっていちばん大事なストーリーの語り方がなぁ。惜しい。

 

2021/2/15 追記:

キャンペーンモードを難易度ACEでクリア。クリア条件がきつくなる程度で敵が手強くなったりはしないのか、そんなに苦労しなかった。いくつかのミッションではS評価取れたが全ミッションSランククリアはちょっと難しそう。

 

2021/2/8 追記:

有料DLCのSPミッションをプレイしたのでその感想も追記する。

ストーリーは本編に比すレベルのものではなく、B級映画的な内容。ミッション数3つなら、その程度でいいかもしれない。でもプレイ内容は本編プレイ後のユーザーの声(大空戦やりたーい、敵艦隊撃滅したーい)に配慮したのか、充実してて楽しい。

作品内時系列ではサイクロプス1・ワイズマンがロストされるファーバンティ攻略戦の直前であり、ロングレンジ隊の面々も打ち解けてて、カウントやフーシェン、あとワーオが口癖の人などがよく喋ってて共闘感(ロングキャスターは腹ペコ感)が増してる。

SP Mission-1 Unexpected Visitor - Operation Sitehound
エルジアがシンファクシ級を超える潜水空母アリコーンを稼働させようとしているから、鹵獲を行う揚陸艦艦隊を護衛してこいという内容。本編のMission19「灯台」を超える大空戦ミッション。まともにやってたらミサイルが底をつくぐらい、敵機が大群で出てくる。オマケに敵味方ともに電子戦機が支援してくれたり、トリガー暗殺部隊・ミミック隊のイカれた姉弟が出てきたりと仕掛けが盛りだくさん。とても賑やかでよろしい。
エルジアから離脱し、虐殺による救済を目論むアリコーンの艦長のトーレスは、かつてAC04でメビウス1によって壊滅させられた無敵エイギル艦隊の旗艦、戦艦タナガーの艦長だったそうな。あのミッションは楽しかったなー。何度もタナガーを沈めてごめんね、トーレス
SP Mission-2 Anchorhead Raid - Operation Domino
SP1とは変わって対地対艦ミッション。これも攻撃目標盛りだくさんでLACMぶっ放しまくれる内容。AC7は対空砲火の弾幕がキツめ、かつ、対空砲弾自体がちゃんと描写されていることもあって、その砲火の中をくぐり抜けて、敵艦を沈めていく感じがエースパイロット気分で気持ちいいのだ。
ここでも出てきたイカ姉弟ミミック隊はジャミングでミサイルロック外してきやがる為に倒すのに難儀したが、このミッションでサヨナラ。もう少しお付き合いしたかった。本編のミハイと交代してくんねぇかな。
ミミック隊との交戦の際、カウントと共闘出来たのは相棒感を感じれて良かった。
SP Mission-3 Ten Million Relief Plan - Operation Fisherman
楽しかったSpミッションもこれがおしまい。ミッション冒頭は潜航して逃亡するアリコーンを探知撃滅するため、想定される潜航ルートにソノブイを敷設する対潜哨戒機を護衛する。ソノブイ投下完了後は絞り込まれた捜索範囲を、トリガーの自機にのみ搭載された磁気探知システム使ってアリコーンを探し、味方艦隊がその位置情報をもとにアスロック(Anti Submarine ROCket)でアリコーンを撃沈する、という作戦。
しかし磁気探知を予測していたトーレスが妨害作戦を展開しており、哨戒機がUAVに襲撃されるわ、磁気探知は妨害されるわ、その妨害発振器を破壊すると爆発して、ソノブイの音響探知が無効化されるわで、なんどもミッションアップデートされる。
こちらの一枚上を行く敵に追いすがって、その計略を打ち破って追い詰めていくのはとても楽しい。
最後は強制浮上させられたアリコーンの核砲弾発射をバリア掻い潜って阻止。LACMぶっ放しまくってたらアリコーンの武装をほぼ無力化出来てしまってて、偽装降伏後の最後のあがきも大して苦労をしなかった。

 本編プレイで出てきた不満に応えた内容らしく、ギミックは色々あれども嫌らしいものはなく、総じて楽しくプレイできる。難易度設定も適切で、本編を周回していたプレイヤーならば、Normal難易度で初見クリアは難しくない。

SPミッションではロングレンジ隊のメンバーもその存在感を発揮してるし、敵役も強烈な個性で倒しがいがある。トーレスは漫画「沈黙の艦隊」の海江田四郎を闇落ちさせたような人物で、AC本編はこいつをメインの敵役にすえて、その行方を追いつつ、陰謀を阻止していく内容でも良かったのではないかと思えてくる。

変にテーマ性なんか意識せず、ストーリーはB級映画ノリでええんちゃうかな。

Ace Combat 7 VR-Mode

AC7の最大の目玉と言えるVR。体験を文字にするのはかなり難しいのだが、あまりにも感動したのでそれについて書いておきたい。

 

VRモードをスタートさせてMISSIONを選択すると、難易度選択の画面になる。EASY、NORMAL、HARDの三種類から選べる。俺は大抵のゲームはNORMAL難易度を選択することにしている。製作者の一番のおすすめだと思っているからだ。

難易度選択後、画面が切り替わり、格納庫(ハンガー)の中が舞台となり、目の前には巨大な戦闘機、F/A-18F Super Hornetが置かれている。

ほぉーっと見とれてるとすぐに目の前に何やらホログラフィのように文字列が表示される。どうもヘルメットをかぶってる設定らしく、バイザーに文字が投影されているらしい。

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VRハンガーに入ったとこ。システムチェックが走って気分を盛り上げる。

いろんなシステムチェックが走った後、「Welcome back.  Mobius1」の文字が。

そう、あのAC04での主人公、メビウス1としてVRの空を飛べるのだ!めっちゃ嬉しい。

ハンガー内では戦闘機を6方向ぐらいから眺めることができるのだが、そんなことより早く飛びたくてミッションを選択する。

目の前のF/A-18Fは初期に用意されている機体で、ミッションを達成したり戦闘をこなすとA-10C、Su-30M2、F-22Aの順で追加されていき、兵装も増える。ただし、本編の強化パーツは一切なし。このあたりはAC04っぽい。

Mission1 OPERATION NAME [SCRAMBLE]

最初のミッションは「SCRAMBLE」。AC5のアーケードモードでメビウス1と戦った自由エルジアがまたもや動き出し、所属不明で怪しい航空機の一団が接近しつつあるから迎撃せよ、という内容。

機体と兵装を選択して出撃準備を完了すると、コクピットに乗り込むことに。いつもは邪魔で視界を遮る要素なコクピットも、気分を高める重要な要素に変わる。細かい部分まで作り込まれており、あちこち触ってみたくなる(触れません)

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メビウス1、出撃。コクピットがすごく良く出来てる。キャノピーもバッチリ再現されてる。

「Mobius1、Sortie(メビウス1、出撃)」とコールされ、ロードを挟むと周囲が薄暗い場所に。見回すと航空母艦のエレベーターに運ばれて、甲板に向かう途中らしい。カタパルトまで運ばれる際に、グルンと機首が左に回るのだが、ここは若干酔う。現実の自分は座っているのに、VRで見ている風景だけが動くと脳が混乱するらしい。めったに3D酔いを起こさない俺でも駄目。一瞬のことなのでその後はほぼほぼ酔わない。

すでに僚機がカタパルトに接続されているがコールサインは「Omega-11」。AC04で渋い声で「Omega-11, engage」といってたあの人だ。今度も一緒に飛ぶのか。

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カタパルト接続。あなたなら、出来るわ。

Omega-11が射出された後、自分の番が来る。「アムロ、行きまーす!」な気分。スロットルを全開にしてエンジンを吹かし、操縦桿を目一杯引いておくと、あっという間に遥かな大空へ。周囲を見回してみるとどこまでも青い空と海、白い雲が続いていて、ほんとに空を飛んでる感じ。目の前に現れる雲は立体的で、雲を横目に見ながら周囲をぐるっと回り込むように飛ぶこともできる。これこれ、これがやりたかったんだよ!

AC04ではミッション1の発艦はデモムービーだったが…、隔世の感ですなぁ。

 

ちなみに操作モードは本編と異なりスタンダードは使えず、エキスパートのみ。開発スタッフの話によると、意図する操作とそれによって引き起こされる動作のズレがVR酔いの原因となるらしい。

www.gamespark.jp俺はAC04で太陽発電所を攻めた後の帰り道、スタンダード操作で渓谷の壁にぶつかりまくって以来、ずっとエキスパートモードで操作してるから問題はなかった。

 

エスコンを遊ぶ際はいつもHUD視点を使っている。コクピット視点だと画面の三分の一が覆われてしまうし、後方視点だと玩具みたいな自機が見えて気分が削がれるから嫌だということもあるが、可能な限り、ゲーム内世界に没入したいのである。

画面いっぱいに広がる空間の中で飛び回っている最中は、もうコクピットに座ってるのと変わりないぐらいの気持ちでのめり込んでいる。

VRだと本当にコクピットの中に座る体験ができる。没入度は半端ない。没入以外ありえない。コクピットの出来も良く、計器のいくつかはちゃんと動作している。操縦桿でなくてパッドを握ってるのが残念に感じ、高額なフライトコントロールスティックを購入したくなるぐらい。

 

発艦後にAWACS早期警戒管制機:ゲームの案内役)から通信が入る。AC04で共に戦った、あのSky-Eyeが管制してくれるのだ。飛ぶだけでも楽しいのに、どこまでファンをもてなしてくれるのか。

コクピットのレーダーを見ながら所属不明機に接近すると、すぐに戦闘になる。本編では画面の隅に表示されていたレーダーと弾薬の残弾や自機のダメージは自然な形でコクピットの中に嵌め込まれていて、コクピットの情報を確認しながら戦闘機動できるのにも感動。

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ヒャッハー!この風、この肌触りこそ空戦よ!

戦闘を始める頃になると、BGMがAC04のアレンジバージョンであることに気づく。こだわっとるなーとVRバイザーの下でニヤニヤが止まらない。

ミッション1はいわば練習ステージであり、接待を受けてるのも同然だからそうそう撃墜されることもないが、ついついミサイルの航跡に見とれたりして、敵の攻撃を食らうこともある。これがまたすげー怖い。本編と異なり、本当にガツンとした衝撃が伝わってくると感じるぐらいで、なるべく当たりたくないと必死に避けてしまう。

敵機をいくつか落としてると味方のViper隊が応援に駆けつける。その中のViper-2が生意気な若造でメビウス1をいかがわしいロートル扱いしてくる。さては貴様、ツンデレだな?ようし、デレさせてやると戦闘に励む。

カモでしかない鈍重な爆撃機を手早く片付けるために、特殊兵装に切り替え、首を振って視野を巡らせてターゲットを視認するとロックオンしてくれる。まるでマクロスみたいで興奮。

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F22Aでプレイ。キャノピーの枠がないので視界良好。ミサイルの航跡の間をくぐっていくのがたまらん。

低空を飛んだり上空に駆け上がったりして戦闘を終えると、画面が切り替わって空母に帰還。遠くに見える豆粒みたいな空母に接近し、着艦する。基本的には本編と同じ内容だから操作ミスすることはないが、慣れるまでは怖かった。

できれば戦闘終了後に自分で空母を探して着艦してみたかったが、おそらくダレるんだろうね。

 

MISSION2 OPERATION NAME [OPERATION GATOR PANIC]

洋上防空戦の次は地上防空戦。基地に帰還してくる味方爆撃機に自由エルジアの敵機が追いすがってきてるから対応せぇとのこと。機体と武装の準備を終え、コクピットに座って画面が切り替わると格納庫からゆっくりと滑走路へと向かう…、のだが、もうすでに敵の空襲を受けてる!!

対空戦車に撃墜された敵機が爆発しながら目の前を通り過ぎていき、着陸を試みる味方爆撃機B-52が敵機に撃たれ、墜落してくる。そして対空戦車を巻き添えにしながら爆発。破片が降り注ぐほどの激烈な戦闘が行われる中、滑走路までタキシングをすすめるのだけど、危うく機銃掃射にやられそうになったり、いつも敵に対してやっていたことをやられる立場になると、自由が効かない地上から早く飛び立ちたくてしょうがない。

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ぎゃー!来んな来んな来んなぁああ!

同様のシチュエーションはAC5のステージ3あたりでもあったが、緊迫度は比較にならない。もう、極上のアトラクション。

先にタキシングしていたツンデレ野郎Viper-2と同時に離陸することになるが、後ろからは墜落してくる爆撃機が迫り、間一髪で衝突を逃れて離陸すると、ようやく緊張から開放される。ただし、離陸の仕方によっては爆撃機と衝突して爆発、ミッション失敗になることも。Su-30で何も考えずに操縦桿引いたまま加速してると激突しやすい。足の遅いA-10でプレイするとなかなか離陸できず、すでに墜落した爆撃機が爆発炎上している中をギリギリで突っ切るように離陸するのでドキドキ感が増す。

空へ上がればこっちのもの、と言いたいがミッション2からは敵が本気を出してきており、油断してるとすぐに撃墜される。敵の攻撃は丁寧に回避して、確実にミサイルを撃ち込んでいかないとクリアは難しい。慣れればNormal難易度ならA-10でもS評価は楽ちんだけど。

ミッション2は割と歯ごたえがあり、何度も撃墜された。本編と違い、被撃墜の演出は念入りな描写になっていて、撃墜が確定すると機体の操作が不能となり、コクピット内が炎と煙に包まれて「うわーやだやだやだー」って気分になって、最終的に爆発してホワイト・アウトする。しばらくボーゼン。

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ミサイルを食らって撃墜確定。ゲホゲホ、アチチチ!

 

敵航空機部隊、Su-30M2を3機、増援のSu-35Sの3機を片付けて制空権を確保すると、Sky-Eyeが上空に上がり、レーダーで索敵を開始して、お約束の「Mission Update」。味方基地へ電力を供給する変電所が敵地上部隊に包囲されていることが判明。撃退を命じられる。

掃討に手間取ると変電所が破壊されてミッション失敗となるため、特殊兵装を使いながら手早く片付ける必要がある。本編と同じく戦車は通常ミサイルを二発当てないと倒せないし、対空戦車はこちらの放ったミサイルを撃ち落としてしまって当たらないことも。

敵を片付けるとまたMission Update。今度は基地が敵に包囲されている。変電所攻撃は囮だったらしい。さっきとは違って攻撃ヘリのAH-64などもおり、対地兵装のみでは叩けないし、途中からSu-30M2の編隊も攻撃に参加してくる。

俺はいつも地上部隊とヘリを先に始末してからSu-30に対抗するようしている。地上部隊の攻撃のほうが基地に与えるダメージが大きいようで放置してるとミッション失敗になりやすい。

敵を片付けて、基地の危機を救うと皆から称賛感謝感激雨あられとなり、ちょっと英雄気分。滑走路への着陸シーケンスが始まるまでの間、映画などでヤンチャなパイロットがやるように、管制塔の真横を通り過ぎたりしてる。

着陸成功すればミッション終了。

ちなみにミッション2の作戦名「GATOR PANIC」のGATORとはアリゲーターのこと。つまり、このミッションはあちこちから攻めてくる敵を叩き続ける、ワニワニパニックなのだ。

Gator Panic - Wikipedia

 
MISSION3 OPERATION NAME [SENTRY'S BRUNT]

このミッションがVRモードの最後。ミッション数がもうちょっと欲しかったが、色々と限界なのだろう。最終ミッションだけあって難易度がめちゃくちゃ高い。これを書いている現在、難易度Hardを時間内にクリアできないし、NormalでもS評価を取れない。

前2つのミッションと違い、離着陸はなく、いきなり山脈上を飛行しているところから始まる。怪しい輸送機が飛んでるから拿捕してこい、との指令。ACのシリーズで拿捕なんか出来たことないんやけどな。

案の定、輸送機は囮の無人機で、雲海の中で待ち伏せしていたAV-8Bの編隊による奇襲を受ける。AV-8BはVTOLだけに動きが独特で、昔から対処しづらい敵なのだが、それを相手にしているとSu-35Sの3機編隊が3つ現れ、通常ミサイルの届かない遠距離からミサイルを突っ込んでくる。雲の中でミサイルを避けるのもありだが、ジリ貧になりかねないのでAV-8Bは僚機に任せて放置し、先にSu-35Sから片付けていくほうが無難。

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横光三国志なら銅鑼がなってるところだ。ジャーンジャーンジャーン!げえっ、孔明の罠か?!

Su-35Sもいやらしい機動をしてきて、ミサイルアラートが頻繁に鳴るけれども、落ち着いて対処すればなんとかなる。

全滅させるとミッションクリア、と思いきや上空からSu-57の4機編隊が襲いかかってくる。敵の精鋭部隊、ゴースト隊の登場。こいつらがVRモードのラスボス。

ラスボスだけに高機動を誇り、狙いを定めてミサイルを当てるのがかなり難しい。本編のミハイが雑魚に思えるレベル。ステルス性を発揮して、後方に回られるとレーダーに映らなくなるし、一機を追っかけてると他の3機が後ろに回ってミサイルを打ってくるため、袋叩きされてるみたいにミサイルアラートが鳴り止まない。一瞬でも油断すると撃墜される。

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当たれぇえええ!逃げんなコラ!待たんかいワレ!

高機動ミサイルのQAAMを温存しておき、確実に当たる範囲まで食らいついて攻撃するぐらいしか対処のしようがない。ミサイルに狙われたら雲に隠れるのも有効かも。1機に食らいつかず、ミサイル撃ったら放置して次の敵を探し、コツコツ当てていって少しずつ削るのが得策。

なんとか倒し終えるとエンディング。ツンデレViper-2もデレてくれて、メビウス1、つまり俺をヨイショしてくれる。メデタシメデタシ。

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よしよし、ういやつじゃ。

ほんま、ミッション3だけはクソほど難しい。ミサイルくらわずにクリアしたことない。

 

VRで飛ぶ体験が濃いこともあり、ミッション数が3つでも満足感は高い。でも、やっぱりもっといろんなミッションで遊びたい。本編のようなトンデモ兵器とも戦いたいし、対艦戦も楽しみたい。

動画にあるように、VRモードで飛ぶときには字幕をオフ、音声を英語にして遊んでいる。一旦ミッション内容を覚えてしまえば字幕は没入を阻害する要因にしかならないし、AC04には英語音声しかなかったので、メビウス1気分を味わうのであれば英語がベスト。特にミッション2の離陸直前の「この状況だからだ!」は「Because of the mess !」のほうが断然かっこいい。

字幕、音声ともに本編との共通設定になっていて、VRモードに入る前でないと設定変更できないのが残念。切り替えを忘れてると一旦VRを抜けないといけないので面倒なのだ。

幼い頃から3Dシューティングが大好きで、ナムコスターラスタースターブレードにハマった身として、同じナムコバンダイナムコ)からVRの空戦ゲームが傑作として送り出され、家庭で堪能できるのは感無量。メビウス1がまたしても空の限界を押し広げたのも感慨深い。

続編期待してます!

PS4ゲーム寸評

遅ればせながらPS4 PROを購入してから1年が過ぎ、子育てに時間を取られながらも、なんだかんだで積みゲーなどを消化している。PS5がすでにリリースされているけれども、デカイし、高いし、なにより購入したとしても、好奇心旺盛でわんぱくざかりの息子に壊されてはカナわんのでしばらくはPS4でリリースされた良作を楽しむことにする。

遊んだゲームのちょっとした感想などを書いておく。

 

God of War
前作でギリシャの神々を抹殺したあと、どうなるかな、これ続編つくれるのかなと思ってたが、無事に?北欧に流れ着いたクレイトスさん。二回目の結婚をして、息子を授かっていたとは。最初は続編ではなく並行世界の話かと訝ったが、ちゃんとした続編になっていた。戦闘システムが刷新され、以前よりも没入感が増している。
グラフィックは圧巻。美しい世界で冒険を繰り広げられるのは至福といえる。難易度はかなり高め。ヴァルキュリア戦は難しすぎて手に負えず、3人目までしか倒せていない。
クレイトスの不器用な親父っぷりが身につまされて泣ける。
エースコンバット7 スカイズ・アンノウン
10年ぶりにリリースされたナンバリングタイトル。極めて完成度の高いフライトシューティングゲームVRモードはここからはじまる未来を感じさせる。

anderson-s.hatenablog.com

Horizon Zero Dawn
オープンワールドアクションRPGの傑作。ストーリーと設定に痺れた。機械獣狩りがスリリングでとても楽しい。素材集めが少々だるいのが難点。

anderson-s.hatenablog.com

Marvel's Spider-Man
今の所、PS4ナンバーワンソフト。ストーリーも飽きさせないし、戦闘も爽快。吹き替えの演技も高いレベル。そして何より移動してるだけでも楽しく、スパイダーマンライフを満喫できる感じ。マンハッタンから離れたくなくて何回でも周回したくなる。
STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー
StarWarsのアクションゲーということでドハマリしたThe Force Unleashedみたいなのを期待したのだが、スカされた感じ。戦闘もアクションも難易度が高く、落下死も頻繁だし、雑魚トルーパーにもあっさりやられる。何回も死んで覚えるタイプのゲーム。
広大なマップを探索できるのはいいとして、何回も往復させられるとイライラしてくる。
何より、ストーリーに魅力が感じられない。主人公が戦う理由があまり見えてこないから、感情移入しづらく、そのためにゲーム自体がストーリーを進めるための作業でしかなくなる。そしてその作業がキツめなのでストレスも溜まる一方。駄作。
アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
これと、エスコン7のVRがやりたいがためにPS4を買った。
初代からずっと遊んできて、最終作と銘打たれた内容が気になってしょうがなかったのだ。従来作よりも敵に見つからないようにしないとあっさりやられるため、若干難易度は上がってるように感じた。3でも難しく感じたがそれ以上。短機関銃振り回してゴリ押しは全く通用しないし、銃の照準も合わせにくくなってる。もっとも、一番難しいのは序盤の「クラッシュ・バンディクー」だけれども。
前作までのスケールを超えるほどの、あまりにも盛りだくさんの内容で、胃もたれを起こす。もう少し絞っても良かったのでは。
アンチャーテッド 古代神の秘宝
本編のキャラクター、クロエ・フレイザーを使ったスピンオフ。システムは本編と同じだが、内容がスッキリ締まっていて、こちらの方が好感が持てた。
Star Wars:スコードロン
StarWarsエースコンバットみたいなゲーム。完全VR対応なのでXウイングやTIEファイターのコクピットに座れて戦闘を楽しめるし、良く出来てるんだけど、遊びたいのはコレジャナイんだよ。なんでデススター出てこないの。デス・スターに突入させろよ。なんで時代設定がエンドアの戦いの後なん?俺は映画本編の中で飛ばしたいんだよ。正史とかどうでもええやんか。ソロやランド、ルークと一緒に飛びたかったし、ベイダー卿に怒られたり、皇帝に拝謁したかったなぁ。
InFAMOUS Second Sun
前作、前前作ととても楽しんだし、前作はトロコンするまで遊んだぐらい気に入ってたので、期待して購入したけど裏切られた。戦闘やミッションが全然楽しくない。ストーリーもつまんないし、キャラクターにも魅力がない。落書きアートも意味不明。
inFAMOUS First Light
安かったので買ってみたが、最初の方に用意されているエネルギーの塊を追跡するミッションがクリアできず、10回ほどリトライしても駄目だったので辞めた。フェッチには魅力もないし。
Titan Fall 2
ロボットに乗ったり降りたりするFPS。ステージのギミックには驚かされるものもあったが、ロボット戦があまり楽しくない。手堅い出来だが周回したくはならない。「フォールンオーダー」と同じとこが作ってるのだが、ウォールランがそんなに好きなのかね。
Detroit Become Human
海外ドラマシリーズをリアルタイムで操作するような感じのゲーム。どうも俺はアドベンチャーゲームが肌に合わない。ストレスを受け続けるような進行に疲れてしまって、途中でゲームを辞めてしまった。選択の結果にカタルシスがまったくないのよね。先を知りたいという動機も失せてしまった。
龍が如く0 誓いの場所
バブル経済全盛期の1988年を舞台として、若き日の桐生一馬と真島吾朗を描いた作品。桐生一馬は1968年生まれで、俺の一個上。1988年当時、俺は大学受験に失敗して浪人生やってたせいで、世相には疎く、ゲームをプレイしていてもあまり実感が沸かない。
ゲームはいつもの内容で、グラフィックやロードが向上している以外はそんなに変わらない。ストーリーは割と出来が良いのだけれど、結局は殴ってカタをつける。このゲームはそれでいいのだろう。
ミニゲームが盛り沢山なのはいいが、本気で取り組むとひたすら時間を奪われるため封印した。一周すれば充分な感じ。
Tetris Effect
内容はグラフィックとサウンドがリッチでアーティスティックな雰囲気のテトリス、なのだが、VRでやると没入感が半端ない。VRの中で行うテトリスがとても心地よく、トリップしてしまい、やめ時を失うぐらい熱中してしまう。危険。
Vader Immortal: A Star Wars VR Series
若干、オカルティックな雰囲気で進む、StarwarsVRゲーム。ベイダー卿にフォースを教わったり、ライトセーバーを使えたり、フォースで物を引き寄せたりなげつけたりするのは楽しかった。日本語化は字幕対応のみで、VRの雰囲気を削いでしまっているのが残念。なにもない空間に字幕が表示されるのは変なのよ。
塊魂アンコール
PS2で何度も繰り返し遊んだ初代の移植作。PS3版の「塊魂トリビュート」も買って遊んでたが、それと比較して、どうも巻き込みがやりにくい。巻き込みの判定がシビアになってる気がする。一通り遊んで回顧に浸れたらもうおしまいなボリューム。初代やったことないのなら買ってみたらという内容。
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS
PS2版には随分ハマって、6周ぐらいはしたと思う。HD化されたPS3版も買って遊んだし、VR対応してるというのでこのPS4版も購入し、VRで対艦戦やゼロシフトをしてみたらどうなるのかとワクテカしながらプレイしてみたが、なんの感動もなかった。VRでプレイしても特に臨場感が増すわけでもなく、状況の把握が難しくなって、ただ操作しにくいだけだった。立体視ができるので通常のサードパーソンビューでプレイしたほうが楽しく感じる。このゲームはカッコよく活躍するジェフティが見れないと意味がないのだろう。

2020年に観た映画

評価は5段階。息子がまだ幼くて世話に時間を取られるため、なかなか鑑賞ができない。

 

劇場で鑑賞

鬼滅の刃 無限列車編 ★★★

TENET ★★★★

 

 

配信で鑑賞

ジョン・ウィック ★★★

ソウルフル・ワールド ★★★★★