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Linuxサーバーがこける

会社で利用しているLinuxサーバーがこけた。sambaのファイル共有がおかしくなり、アクセスできない状態に。コンソールを覗いてみると、ファイルシステムエラーやらinodeが読めない、などとディスクエラーを示唆する内容が列挙されていた。こらあかんと思ったが、リブートすると直るのではという根拠のない希望に従ってリブートをかけてみた。
教訓:ディスクエラーを起こし始めたシステムを、バックアップも試みずにリブートしてはいけない。
リブートすると強制的にfsckが走り始め、検査対象ディスクを指定せよという。素直に従ってみたら、5,6時間ずっとディスクチェックが走り、最終的にリブートすることになったが、結局二度と立ち上がってくれなくなった。リブートする前に救えるファイルだけでも救っておくべきだった…。
1CD-Linuxを突っ込んでみたり、ディスクを引き出してUSB接続キットでつないでみたりしたが、結局肝心のユーザーファイルディレクトリが見つからなくなっており、データが全部吹っ飛んでしまった。定期バックアップをとっていたので先週末の状態には戻せるのだけれど、けっこう痛い。
4年ほど前に設定したっきりで、何かの必要で電源を切断するとき以外はずっとほったらかしにしても黙って動き続けてきてくれたことには感謝している。Windows系サーバーではこうは行かない。