Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

昨日の続き

昼前に起床してCF-T2のデータ復旧リターンマッチに挑む。昨晩、chkdskを実行させて放置しておいたのだが、3ステップ目のチェックが14時間経っても52%しか進捗していなかった。駄目だコリャ。Windowsとしての復旧は再インストールしかないと判断する。
CD-ROMドライブが遅く感じていたので別の高速タイプを用意して、念のため昨日試したKnoppixを起動させると、FileSystemは見つけるものの、途中でHaltした。CD-ROMドライブにも問題があったのかも知れない。少し希望を持って、昨日ダメだったモノを色々試してみるが状況はあまり変わらない。Fedora7とUbuntuは起動するけど遅い、Yak版Knoppixはエラーを吐いて起動しない、Kanotixもダメ。そんな中で昨日試さなかったPappyLinuxを試すとすんなり動く。おおっと思ってHDDにアクセスすると、中身も見える。やったぁ!…と思ったのもつかの間、肝心のユーザーファイルはNTFSによるセキュリティがかかっているせいなのか見えない。トホホ。
かくなる上は、ネジが回らない以上、筐体を割ってでもHDDを取り出すしかねぇかなぁと思い詰めるが、気を取り直してLiveCDのブートオプションを色々試してみる。
CD上で動いてHDDを触らないということは、SwapをRAM上に置いているわけだから、グラが重いと比較的貧弱なメモリを積んでいるノートではきつかろうという事で、Ubuntuでセーフグラフィックモードにしてみると、さくっと動いた。試しにディスクを見てみると、Pappyでは見えなかったユーザーファイルが見える!早速ネットワーク上の他のPCに共有を設定してマウントしてコピーを開始。データが壊れているかも知れないと思ったが一応無事っぽい。誰もいない事務所で思わず「ぃやったぜ!」と叫び、ガッツポーズしてしまった。
そのままUbuntuを使い続けても良かったのだが、後の復旧の事を考えてUSBのHDDにデータを移したかった為、何故かそれに対するWriteパーミッションが得られないUbuntuを一旦シャットダウンし、既に別のマシンでUSB HDDに書き込みが可能である事を確かめてあるKnoppixのブートオプションをいじってみる。幾つか試してみたが、CF-T2の場合は、オプションで「screen=1024x760 depth=16」のように16bitカラーにしないと立ち上がらないようだ。あとはひたすらデータをコピーしていく。ファイル名が不正なのか、エントリが失われているのか、幾つか読めないファイルがあるものの、おおむね順調にコピーが進む。読めないということは当然ディスクエラーを起こしているわけだが、物理的にセクタが不良なのか、エントリが失われているだけなのか、どちらなんだろうか。それについてはまた明日だろうなー。