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Linuxインストール

HDDが飛んだサーバーを復旧するべく、HDDを新品に取り替えて、ディストリビューションを収めたCDを突っ込んでブート。ディストロはVineLinuxを選択。OSのインストールそのものは素直に終わったが、Sambaが含まれていないため、apt-getを試みる。ところがダウンロードが全然進捗せず、頭にきてほかのディストロを突っ込もうとする。10年前の古いマシンなせいか、Fedoraは重すぎて起動せず。Debianを突っ込んでみる。最初からsambaサーバーを選べるし、それに見合ったディスク構成を提案してくれるのはうれしかったが、これはインストール途中にaptの更新をするようで、それがまったく進捗しない。じっと待ってみると、かすかにダウンロードを行っているらしい。もう何をする気にもなれず、そのまま放置して帰宅したのが昨日のこと。
朝出社してモニタを覗いてみると、aptの更新は終わったらしい。続行をクリックしてやると、そこから1時間弱でインストールが終了した。リブートするとGNOMEが立ち上がり、各種設定を行っていく。
まずはテキストログインへの変更。ファイルサーバーにしかしないから、余計なデータをメモリにおきたくない。runlevelをいじればいいのだろうと調べてみると、debian系ではredhat系と違ってそれではダメだとのこと。いろいろ調べてみて、sync-rc-confというツールでgvmをイニシャルロードしないようにするといいらしい。早速apt-get install でsync-rc-confをダウンロードしてインストール。途中、このアプリは承認されていないだの何だのとメッセージが出るが無視。sudoの設定をvisudoで併せて行い、さくっと設定して再起動するとテキストログインが可能に。startxも問題なく動く。
sambaデーモンが最初から動いているので、そのまま別のPCからswatでログインしようとすると、pingが飛ばない。IPアドレスを設定したとばかり思っていたが、DHCPから取得するようになっていた模様。/etc/sysconfig/networkを探したが見あたらない。これもDebianでは/etc/network/interfacesになっている。Gnomeのツールからいじって正しくアドレスを設定し、再起動するとpingが通って設定開始。
今までで一番簡単にsambaの設定を終えた気がする。ブラウジングマッピングなど何も苦労しなかった。
書き込みテストなどして、動作することを確認して、バックアップしていたファイル群をを流し込んでいく。3時間ほどで完了。後はしばらく様子を見よう。