天下無双の糞ソフト・Outlook Express（アウトルック・エ糞プレス）

とあるユーザーから同じメールが大量に届けられた。近頃珍しいメールボムかと勘ぐったが、当人に連絡を取ったところ、一通しか送ってない。ただし、送信エラーがたびたび出て困っているという。色々調べている内に、「糞」ことOutlook Expressの保存フォルダが5GBを超えていることが発覚した。普通のメールソフトなら、たいして気に留める問題ではないけれど「糞」の場合は違う。「糞」は保存ファイルの容量が2GBを超えると正常に動作しなくなるのだ。そもそもメールフォルダを添付ファイルもまぜこぜにして単一の2GBにもなる巨大ファイルにしてしまうこと自体、「糞」の面目躍如といえよう。今回の現象はおそらくこういうことであろう。

1. 送信メールを送信済みメールファイルに追記しようとした
2. しかし、送信済みファイルがGBサイズと巨大なためにオープン・クローズに失敗してタイムアウト
3. 送信メールが送信フォルダに滞留する
4. 結果、リトライが行われ、タイムアウトまで送信をひたすら繰り返す

普通なら、こんな「糞」は一笑に付されて誰も見向きしないガラクタになるのだが、マイクロソフトのアホがOSに「糞」をくっつけて流通させたものだから、むやみやたらと使われてしまっているのが腹立たしい。そして何より、「糞」を垂れ流しておいて、ほとんど拭こうともしない癖に「快適なユーザーエクスペリエンス」などと美辞麗句を嘯くマイクロソフトの姿勢そのものが一番頭に来る。これは「公害」と罵っても差し支え在るまい。
で、対処としてやったこと。

1. ファイルメニューから「糞」内で言うところのフォルダごとに最適化。
2. しかしファイルサイズが巨大すぎてメモリにロードできず失敗。
3. ならばと、フォルダの中身を年度別に作成したフォルダに移して、該当DBXファイルをリネーム*1
4. 「糞」は起動時にデフォルトのDBXファイルがないと自動的にDBXファイルを生成する。
5. しかし「糞」は何故か元のと同じサイズで再生成してしまう。
6. ちょっと迷ったがその状態で最適化すると、どうやらエントリサイズだけが巨大な空ファイルだったようで、一瞬で最適化完了。
7. 送信テストしてみたがエラーは起きてない様子。これにて多重送信エラー解決。

*1:DBXファイルをいじる時は「糞」を終了しとかないといけないよ！