Look on the Bright Side of Things

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低血糖で苦しむ

7月5日の記事では景気のいいことを書いていたが、直後の金曜日からじつは不調に陥っていた。

6月頃からウエストが減らない気がしていたため、ちゃんと計測すべく6月25日に体重計を買って毎朝と帰宅後に記録をとるようにしていた。実際に最初の間は体重があんまり減っていないように見えた。それを受けて、効果が目に見えないと嫌なので食事を控えるようになった。
朝のゆで卵が喉を通らなくなったのは本当なのだが、それを理由にして朝食を食べないようにしたことと軌を一にして、1日の食事の量自体を減らしたのである。いつも昼食として職業訓練所の定食を食べる際に、それまでは米を断る代わりに別途小鉢を一品頼んでいたのだが、それを止めた。夕食もいつも食べていた分から一品減らしたのである。全ては痩せるためだ。
するとたちまち効果が表れはじめ、毎日必ず体重が減っていく。1週間で1kg落ちるというスピード。停滞していたウエストサイズも目に見えて減り始める。気を良くして糖質制限とロングブレスに更に励んでいた。買い求める食材は必ず糖質や炭水化物の量を調べて、可能な限り少ないものを選ぶようにしていた。

体重とウエストが減って喜んだのも束の間、7月6日(金)辺りから頭痛に悩まされはじめる。風邪も引き直し、体がだるくなる。何故か右目にも炎症が起こる。頭痛は風邪のせいかなと思っていたのだが、晩酌を控えると軽くなった。つまり、アルコールがなにがしかの影響を与えているということだ。アルコールといえば肝臓。糖質制限者にとって肝臓といえば糖新生
飲酒によって糖新生が阻害され、低血糖状態になっているのではと疑い、低血糖の症状を調べてみると、頭痛、悪寒、唇の渇き、怠さなどなど、いちいち当てはまる。明けて月曜日には物凄く辛い状態。その状態でも稽古はしないといけないので、試しにのど飴を買って舐めてみたら効果テキメン。頭痛が速やかに解消した。稽古に励んだあと糖を補給したものの、夜中に頭痛で目覚め、その際にも飴をなめたらすっと軽快して眠ることができた。ほぼ間違いなく低血糖であろう。

主食を食わずに、そこから更に量を減らしたあげく、朝飯を抜き、ロングブレスに励んでエネルギー消費量を上げ、なおかつ飲酒して糖新生を阻害しているわけだから、低血糖になるのも当然といえる。米などの主食を抜いた分、カロリーを従来並以上に取る必要があるのだ。
昼食の一品を元に戻して、夜もがっつり食べるようにしたら、低血糖症状は収まり、風邪も右目の炎症も治りはじめた。低血糖によって免疫系もおかしくなっていたようである。