Look on the Bright Side of Things

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龍が如く2

前作を追えて引き続き2をプレイ。大阪が舞台の一部になっているのだが、やはりエセ関西弁を聞かされるのには辟易。狭山薫、薫の母、別所、近江連合会長、寺田辺りは関西人を使っているために、自然な関西弁に聞こえるが、なぜか別所を演じた赤井は所々でイントネーションがおかしくなる。東京暮らしが長く、収録も東京だったからだろうか?
郷田龍司、千石はイントネーションがおかしい。千石を演じた役者は関西出身のはずなのだが、エセ関西弁にしか聞こえなかった。関西人といえど、東京暮らしが長くなると関西弁のイントネーションがおかしくなるのは身を以て理解しているのだが・・・。
グラフィックは前作よりも向上しており、戦闘についても快適な操作性になってはいる。が、スーパーアーマー使いが多すぎて、攻撃に熱中できない。攻撃のキャンセルも出来ないため、ぬるっとかわされると、空に向かって殴り続ける哀しい桐生チャンを見ることになる。相手は普通に体当たりとか追尾してくるから、不公平に感じる。所々でボタン押しを要求されるのだが、受付時間が短すぎて反応不可能。HDTVの遅延を考慮しても、設定が厳しすぎるように思う*13ではかなり緩和されているところを見ると、批判を受けて反省したのだろう。
ヒートアクションを見てて気付いたのだが桐生は拳頭の薬指側で相手を殴っている。これでは手首を痛めてしまうし威力が出ない。パンチの繰り出し方からそうなっているところを見ると、モーション担当は空手もしくはベアナックルの経験がないのだろう。回し蹴りも軸足がカカト中心になっているが、これも中足側を軸にすべきだ。素人ほど身体の外側、相手に近い方を使って力を生み出そうとするが、上達すればするほど、身体の内側、相手に遠い方を使うようになるのだ。
街頭の雑音は相変わらず短い音の繰り返しで、ヘッドホンで聴いてるとトランスしそうになる。
道頓堀と宗右衛門町が南北逆になってるのには何か理由があるのだろうか?ついつい北に行こうとして南に向かってしまうのである。
大阪城がヤクザの本拠地に使われた挙げ句に割れてしまうのは、ちょっと大阪人としては引いてしまう。勘弁して欲しい。大阪の描写については、おばちゃんが飴をくれるのには笑った。
ストーリーについては、相変わらずトドメを刺さない、あるいは武器の始末をしない桐生のせいで色んな人が死んでしまう。シリーズのお約束なのかねぇ。高島も存在感が無く、館ひろしを使いたかっただけのように見える。薫の関西弁による「おにいちゃん!」にはちょっと涙腺が緩みそうになった。そのあたりで掛かるクレイジーケンバンドの曲もナイス。

龍が如く2 PlayStation 2 the Best(「龍が如く 見参!」予告編DVD同梱)

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*1:これはPS3でスムージング処理をONにしていたため。HDにアップコンバートする処理を入れると遅延が発生する