三歩進んで二歩下がる

この間、光が見えたと思ったのもつかの間、また壁に突き当たってしまった。先輩からは安定しないねと同情されたものの、今回の壁はかなり厚いように感じる。頭ではすべき事が解っているのだが、身体が言うことを聞かないのだ。落ち着いてゆっくりやっても出来ない。困った困った。
もう片方の流儀でも或る事を指摘されたのだが、それに従うと自分の理想とする無拍子の動きにならない。それは指摘が間違ってるのではなくて、自分の技倆不足のために、無拍子を崩さないと指摘に従えないということ。困った困った。