昨日のランニングによる酷い筋肉痛に苦しめられつつ、歩いて帰宅。妙に疲れたので早く寝ようと横になるが、寝付けないのでテレビを見る。相も変わらず下らぬ民放番組を軽くザップしてNHKへ。ちょうど22時で5夜連続放送の「プラネット・アース」が始まった。
…、コリャこの時間でないと放送できない内容だな。今回は洞窟がテーマだったのだが、洞窟といえばコウモリ。洞窟のコウモリといえば有名なのは東南アジア。今回も何万匹単位で洞窟の天井を覆い、空を舞う彼らの姿が映されたわけだが、東南アジアの洞窟のコウモリといえば、洞窟の地面に降り積もった彼らの大量の糞。まるで山みたいに積もってるわけだ。ここまでは他の動物番組でもおなじみであるが、今回はそこに住み、糞の上を覆い尽くさんばかりにうごめく、百万匹以上と目されるゴキブリちゃんとそれを喰らうゲジまで紹介してくれた。こんなの日曜の夜20時に放送された日にゃ、子ども達のトラウマになりかねず、受信料支払い拒否が加速したことであろう。
スタッフの撮影状況についても紹介してくれたが、彼らにはまったくもって敬服し、同情する。臭かったんだろうなぁ。
オープニングで登場した、巨大縦穴洞窟へのダイブはその構図・状況の非日常性・非常識も相まってインパクトの強いものだった。洞窟の直径が200ｍ以上、高さが400ｍ以上でパラシュートを付けてのダイブであると解って納得したのだが、暗闇に吸い込まれるその姿を最初見たときはどう見ても自殺行為にしか見えなかった。CGかと疑ったぐらいだ。実に素晴らしい映像を見せてくれた。DVDが発売されたら絶対買おう。
