久しぶりに「パタリロ！」を読む。今回読んだのは26〜32巻。26巻の奥付をみると初版が1985年頃だから20年前の代物だ。「パタリロ！」は少女向け漫画でも最長シリーズの一つで、今現在、78巻まで出ている他、源氏物語、西遊記などの外伝が多数出版されている。
最初読んだ時は小学生の頃だったろうか、友人に面白いから読めと進められたのが初めだった。あれから30年近く続いているのはたいしたものだ。アニメ化された時も熱心に見ていた。最初の内はちょっと滑り気味かな、と思っていたが、クックロビン音頭にメロディーが付いたあたりからスタッフもノリ始めたのか、漫画以上に笑えるシーンがたくさん出来、毎週の放映日が楽しみだった。
今でもたまに再放送を焼いた物を見るのだが、マライヒ役の藤田淑子が或るシーンで一休さんの声を当てていたり、南本願寺合唱団のクックロビン音頭が聞けたり、主役の白石冬美や古川登志夫、永井一郎の怪演が見られたりと、今観ても笑えるし、飽きの来ない内容だ。
寝る前に読んでいたせいか、「パタリロ！」の夢を見てしまったが、本人にギャグセンスがないのか、あまり笑えない内容だったのが残念。
