昼間、用事で外出した折りには暖かくてコートを脱いだほどだったが、夜になって急激に冷え込んできた。寒暖の差が応える年齢になると、それだけで体調を崩してしまいかねない。花粉症もいささか悪化したような気がする。
稽古に入って年長者を指導する。年長のわりには腕力が強く、それを軸として技を組立ている。彼は特別に稽古の絶対量が多いからそれもいずれ直っていくとみて、あまり強くは諭さなかったが、年齢を考えるとこの辺で切り替えないと、関節を痛めやしないかと少し心配している。
その後は年下を指導。ずいぶん変わってきているけれど、こちらも長い目で見ることにしよう。多くは求めない。目線を外さないことを重点的に指導している。なかなか癖が抜けないようだが、これは本人の性格にも属することだから、癖が治れば性格も改められ、生活そのものもの変わっていくことだろう。稽古の恐ろしいところである。
稽古後は飲み。体調悪いから断りたかったのに。
