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Call of Duty World at War

COD4エンジンを使った第2次世界大戦を舞台とするFPS。プレイヤーは太平洋戦線の米兵とヨーロッパ東部戦線のソ連兵としてプレイする。太平洋戦線の敵はもちろん大日本帝国。東部戦線の敵はもちろんナチスドイツ。
日本兵をぶちぶち撃ち殺していく内容だけに、当然ながら日本では未発売。日本兵の音声は日本人または日系人がアテており、そんなに違和感はない。ただバンザイ特攻を強調し過ぎで、銃剣突撃してくるときは必ず「天皇陛下バンジャーイ!」と叫ぶ。突っ込んでくるからいい的になるんだが、周囲から奇襲を受けて、突然「天皇陛下バンジャーイ」の声がサラウンドで聞こえると一瞬パニックに。
装備兵器は当然当時の水準のものだけに、アサルトライフルサブマシンガンはなかなか手に入らない。単発のライフルがほとんどであり、連射できず、接近戦で打ち損じるとボルト操作の際にやられることも。米国兵パートでは日本人捕虜に対する虐待は描かれず、逆に降伏した日本兵が卑怯にも突如襲いかかってくる始末。そしてソ連兵のドイツ人捕虜に対する冷酷な仕打ちはきっちりと描かれる。
どこから攻撃されているのかが分かりにくく、連射兵器が少ないこともあって突撃するとあっさり死ねる。AIが少しお粗末であり、単調なプレイになりがち。そしてCOD4やMW2に比して、敵は手榴弾を投げすぎの感がある。当時の戦争がそうだったのかも知れないが。
ノーマルモードをクリアした後、ハードモードにチャレンジ中で、ものすごく理不尽な難易度に凹まされている。多分だが、液晶TVの遅延に付いてほとんど考慮されていないと思われ、一瞬の判断と操作が重要になる対スナイパー戦ではキレそうになった。