およそひと月前、泣きそうになっていたぐらい出来なかった稽古。それが今日はずいぶんと調子良く使え、お褒めをいただいた。とてもうれしい。重かった動きがずいぶんと軽くなったのは、平日の晩酌をやめて、ヘルシアをのみ続けて、運動を始めたことによる減量も手伝っての事だろう。まだまだ納得のいく状態ではないけれども、進歩を確認できた事が素直にうれしかった、今日の稽古であった。
稽古を終えて大学へ移動して、また稽古。学生たちは放置してるとすぐに技が歪む。単純に稽古量が不足している事もあるのだけれど、どうも最近のガキどもは愚直さに欠ける。鰯の頭も信心から、などとは思わないのだろう。受け取った技をそのまま色をつけずに受け渡してほしいものだ。もっとも、受け取れきれてもいないし、消化も出来ていないのだから、受け渡すなど、どだい無理な話ではあるが。
