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atreus keybordを購入した

今年の4月頃に、クラウドファンディングサイトのkickstarterでエルゴノミクスキーボードのAtreusの募集が行われていることを知り、一目惚れしてしまって申込んでしまった。
それがこの10月に届いたので只今試用中。

www.kickstarter.com

iMacにつないで使ってみているのだが、英語配列なのと、少ないキー数をカバーするためにレイヤを切り替えて使うため、なかなかなれるのに苦労している。

接続自体は特にドライバのインストールを伴うこともなく、USBケーブルで繋いだら何の問題もなくすぐ使えた。

しかし、日本語を打つのにかなり苦労している。

例えば、まず日本語を打つためにFEPを起動しようとしてハタと困る。Mac英語配列キーボードでは、cmd + Space で切り替える。日本語配列キーボードの英数とかなの切り替えが簡便で気に入っていただけに、今の所はまどろっこしい。

そしてキーボードの長音符。日本語配列だとキーボードの右上にあるけれど、Atreusでは右下のハイフンがそれに当たる。句読点の「、」と「。」もカンマとドットがそれにあたり、これもなかなか慣れない。カギカッコも直接は出せず、()をIMEで変換して出す。

コロンとセミコロンの切り替えも困った。英語配列キーボードではセミコロンがデフォルトでシフトで切り替えるのだが、俺はセミコロンを使うことが殆どない上、Pythonのコーディングではコロンを多用する。いちいちシフトで切り替えていられない。

Atreusのキーマップを切り替えられるアプリであるChrysalisを使ってもこれを変更できなかった。

github.com

色々調べてみたところ、下記の記事に従って設定を行ったところ、無事コロンをデフォルトにすることができた。

qiita.com

ワープロ専用機の頃よりキーパンチを初めて35年ぐらい、ずっと日本語109キーボード相当の配列でやってきたため、頭で文章を考えると即、該当するキーに指が反射的に伸びる。しかし、お目当てのキーはAtreusでは別のところにある。

たとえば、「今日も一日いい天気。がんばろー」を打とうとすると、次のようになる。「きょいうもいちhんひんっちいいてんきkがん`ばろp」これを行きつ戻りつ修正しながら、キーを探しながら打つわけで、今更いちいちキーを探しながらキーをパンチするのはかなり頭を使わせられる。昭和の終わりに実家で触れたワープロ専用機でキーパンチを始めた頃はこんな感じだったんだろうか。

ただ、この文章を書いてる最中でも、Atreusの小気味よさに魅了されつつある。頑張って使いこなしてみたい。