PS4ゲーム「Horizon Zero Dawn」をNew Game + でエンディングまで到達。クリアに必要なミッション以外はすべて無視してプレイした。英語音声でプレイしてみると、日本語吹き替えでは失われていた雰囲気が少し伝わってきてよかった。
例えば機械獣を生産する「機械炉」は「Cauldron」と言ってて、コレは「大釜」とか「大鍋」を意味し、火山などのカルデラに通じる言葉。魔女の鍋という意味もあるらしい。
その他、ハデスも、サイレンスと出会ったときに日本語だと「今は何年だ。」「カージャとは何だ」と聞いてて傲慢で冷酷に感じるが、英語だと「Define timeline.」「Define Carja. 」と未定義の概念を設定するよう求めていて、よりコンピューターライクに感じる。
ポストアポカリプスな舞台と物語設定は割とよくできているけれど、もともとは機械獣のハンティングをメインとするアクションRPGを制作したいという構想が先にあったのだろうと思われる。それに合わせて物語を紡いでいったのだろうから、少し無理を感じる。
自己増殖する戦闘マシンとか、まず無理だろう。ベアリングとかネジとか、シャフト、被覆ケーブルとかどうやって調達するのかねぇ。何でもかんでも3Dプリンターでは作れないだろう。
バイオマスコンバージョンで燃料を調達できたとしても、銃弾なんかは作れんだろうしな。