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大漢風つづき

稽古から帰って大漢風を観る。ついつい2話を観てしまって夜更かしに。
鉅鹿の戦いと趙高が鹿を馬と成した故事のくだりであった。鉅鹿の戦いは秦軍の圧倒的有利が表現されておらず、3万人vs20万人の戦いだとは伝わってこない。人民解放軍でも使って欲しかったところだ。自信家の項羽が背水の陣を引いて決死の覚悟で臨まざるを得なかったほどの大いくさなのだから、蟻が巨象を倒すほどのスケール感が欲しかった。
戦闘シーンは項羽らが馬に跨り薙刀や槍を振るって雑兵を文字通り蹴散らしていくなど、日本の大河ドラマとは比較にならないほどアクション性があるけれど、撮り方や編集が未熟で勿体ない。張耳と陳余らしき人物が登場していたが、陳余が蔑まれていた理由に説明がなく、予備知識がないとあれは解らないだろう。
視聴期限が3月14日までとなってるので、残りをなんとかして観たいものだが…。