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新型MacBook Pro購入

前から買うことに決めていたMacの新型ノートを購入した。15インチモデルの下位機種で19万円弱也。ネットで調べるとiBookG4 Panther(OSX10.3.9)からはLAN経由の移行アシスタントが使えないそうで、FireWire400-800(6ピンー9ピン)を同時に購入した。
家に持ち帰って初期設定開始。iBookと比べるとずいぶん薄型になっていて、箱も薄い。説明書を開くと最初のページに「おめでとうございます。このMacはあなたに会うために作られたのです」とかいう文句が書いてあり、この辺、Appleはうまいなと思わされる。
電源を入れるためにアダプタから出ているコードを本体に接続しようとすると、コネクタの形状が変わっているのに気付く。これはMagSafeといって、本体との接続部分がマグネットになっていて、足を引っかけたりするとすぐに外れて、破損を招く事故を抑止するようになっている。
電源スイッチを入れるとムービーが流れ、セットアップが開始される。一番最初に、旧マシンから設定を引き継ぐかどうか質問してくる。FireWire経由で引き継ぐを選択すると、旧マシンとFireWireで接続して、キーボードのTを押しながら旧マシンを立ち上げてFireWireモードにしろとの指示。その指示に従うと、セットアップが旧マシンの環境を調査し、引き継ぐ項目を選択するよう指示が出る。ユーザーファイルはもちろん、アプリケーションとその設定など、いろいろ選べるが、PowerPCバイナリは動かないのでアプリケーションは選択せず。
実行後、1時間半ほどすると移行が完了し、いよいよ利用開始になる。旧ユーザーの設定はほぼ丸ごと移行され、メール設定や個人ファイル、アプリケーション設定もすべて問題なく移行されている。Firefox3.5をインストールしてみると、ちゃんとプロファイルも移行されている。これはちょっと驚き。旧マシンでは動かなくなってしまったVLCもインストール直後の起動時に、旧設定を破棄するメッセージが表示され、正しく動作するようになった。
さすがに5年間の進歩は凄まじく、どのアプリも高速に動作し、ストレスを感じることはない。Pantherのときはウインドウの最大化を指定しても画面いっぱいにはならなかったのに、Leopardではちゃんと最大表示してくれる。
部屋の明かりを消すと、周囲の明るさを検知してキーボードのバックライトがオンになるのだが、その点灯の仕方がヌルッというか、スワッというか、そういう感じなのが心地よい。
トラックパッドのマルチタッチはすごく便利。2本指のスクロールや、3本指のスワイプ、4本指のタスク切り替えは慣れるともう離れられない。Pantherの頃からExposeに慣れているため、WindowsXPのタスク切り替えが野暮ったくてしょうがなかったのだが、Leopardはさらに先をいってしまっている。
まだ知らない機能がたくさん隠れているだろうから、しばらくの間は新しい発見を楽しむことができるだろうに、12月には新OSであるSnowLeoperdが980円で手に入ってしまう。素晴らしい。また5年は使い続けることになるだろう。その頃にはどんなMacになってることやら。
iBookG4はしばらくしたら中身を初期化して売りに行こう。1万円ぐらいにはなるだろう。

Apple MacBook Pro 2.53GHz 15.4インチ MC118J/A

Apple MacBook Pro 2.53GHz 15.4インチ MC118J/A