Look on the Bright Side of Things

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のだめ雑感

前にも書いたが最初にドラマを見たのは昨年末のまとめ放送。何となくテレビを付けたらオーケストラが流れてて、ああこれが「のだめ」か、と大して気にも留めなかった。あまりドラマが好きな方じゃないが喧しいバラエティよりはクラッシックの方がずっとマシだとBGMのつもりで放置していた。コミックのドラマ化だからどうせ学芸会レベルなんだろと高を括っていたのだが、そのうちに目が引き寄せられ、それからどっぷりハマってしまった。
こういう人気原作付ドラマの場合は、原作の人気にあやかるジャニタレやジャリタレが出てきたり、糞みたいな主題歌を付けるのが普通と思いこんでいて、それが全て裏切られて実に丁寧に作られているのに好感を抱いてしまった。
原作をあとで読んでみて、実に素晴らしいドラマ化だと改めて感じ入った。ネットで検索したらもともとTBSがジャニタレを使って、そのジャニタレの十周年記念に利用しようとして主題歌まで用意しかけていたため原作者が激怒して流れたという話が出ていた。ジャニタレといえど「硫黄島からの手紙」の二宮のように素晴らしい演技を見せる奴もいるので全否定するつもりはないが、クラッシックの名曲を流しまくるドラマに、ジャニタレの主題歌ってありえねー位アンマッチだろ。それだけで制作者の安易さが窺い知れる。多分ジャニタレバージョンだったら俺がこれほど嵌る事もなかったし、ピアノを弾きたくなることもなかっただろう。原作者の二ノ宮知子氏にナイス激怒!GA(Good Angry)!と言っておきたい。