Look on the Bright Side of Things

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のだめ菌に醸される

年末に何となくテレビを見ていたら、ドラマ版の「のだめカンタービレ」が集中的に流れていて、ついつい全部見てしまい、そのままファンになってしまった。
「のだめ」については「もやしもん」のコミックスに掲載された出張版しか見た事がなく、かえってそれがよかったのかも知れない。CG合成はもとより、クラッシックのコンサートシーンや劇中アニメ化された「プリごろ太」にスタッフ達の尋常ならぬ熱意を感じてしまった。とくにSオケの学園祭コンサートはめちゃくちゃ楽しかった。
もちろん、新春スペシャルドラマは全部見た。千秋がコンクールでミスをした後の「負」が漂うシーンとか、のだめが「Club One More Kiss」パリ店で和服を着て「いい加減に捕まえて〜ちょうだい〜☆」とひらひらするシーン、千秋とのだめが橋の上で喧嘩して、のだめが飛びかかるシーンが特に笑えてお気に入り。コンテ切ってる人を尊敬しちゃう。
ドラマ版を見てから原作をネカフェで全巻通読し、さらにファンになってしまったのだが、原作とドラマ、それぞれに良い味が出ている。ただ、音楽が実際に聞こえ、CGで表現が強調されているドラマの方が、ひょっとすると原作を食ってしまっているかも知れない。