Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

続き

旧機に比べてずいぶん静かになったように感じたのもつかの間、少し負荷を掛ける作業をしているとファンノイズがグッと上がってきた。最初、静かになったのが嬉しくてマシン名をsizukaとしたのだが、このノイズと名前の不一致が我慢ならない。しばらくパソコンに電源を入れない生活をしていたためか、前よりもノイズに対する耐性が下がってしまっているのかも知れない。
というわけで静音化にチャレンジする事を決意したのだった。折角安くPCを買ったというのに、結局こういうところでチョロチョロとお金が出て行ってしまうのが悲しい。もっとも、DELLで同程度のPCを買おうとするとモニタをムリヤリ付けられて12万ぐらい払うことになるから、それを考えると静音化に取り組んだとしても、お釣りが来るのだ、と自分を慰めてみる。
さて、移行作業の続きだがPCの同梱品を眺めてみると、IDE用のケーブルが付属している。内蔵HDDを移設できるのかなと思ってケースを開けてみると、それ用のスペースも電源ケーブルもちゃんと用意してある。いちいちKnoppix立ち上げるのも面倒なので旧マシンからディスクを抜いて差し込んでセットしてみた。最初、HDDのスロットが取り外せない仕様のため、どうやってねじ止めするのか判らなかったが、最初から入っているSATAディスクをよく眺めてみると、レールガイドのようなねじが付いていて、それで押し込んで止め具で留めるだけだと気付く。ガンプラの関節がポリキャップに代わったようなもん。7年もたってりゃ取り付け方法も変わるわな。
セットして立ち上げてみたものの認識されず、ジャンパピン設定でずいぶん悩んで接続したり外したりしたものの、結局うまいことつながって、認識されるように。ディスクマネージャーを開いてみると、昔買ったときに認識されなかったディスクの残り部分が見えるように。ちょっとうれしい。旧Cドライブは丸ごといらなくなるので、しばらくしたらすべて消してしまおう。これらディスクを合計するとNASを含めて全部で1TB程度を所有している。どえらい時代だなぁ。
開けてみて解ったのだが、グラボはファンレスで、CPUファンも静音仕様のものになっている(らしい)。とするとノイズ源は電源とケースファンが考えられる。しかし、ケースファンは大きめのものをゆっくり回しているようで、これも騒音源ではないらしい。残るは電源になるのだが、電源の換装はやりたくない。ファンサイレンサーでも買い求めてみよう。なるべく安く上げたい。
それにしても、添付の本体マニュアルが役立たずなのには閉口した。写真からして現物とは全く違うし、HDDの追加方法についても大雑把すぎて参考にならない。いまどきWin98の説明なんかいるかっつーの。モデルチェンジが頻繁なため、更新してられないのかも知れないが、印刷をやめてPDFで配るとか、なんとかならんもんかね。

旧マシンを片づけて、新マシンに置き換えてみて設定を行う。さすがに新しいだけあって、すごくレスポンスが良い。コマ落ちしていた映像も軽快に動く。ネットで調べてみると、Athlon64x2 5200+自体は1年前の9月頃にリリースされたモデルのようで、当時は5万円前後したらしい。結構ハイエンドモデルだったのね。いまは1万5千円前後で手に入る様子。相変わらず、PC関連製品ってすげぇインフレだなぁ。