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民主党は必要か?

先の選挙で大敗した民主党。責任を取ると言うことで党首の首がすげ変わったが、その新党首は自民党に入って小泉のお手伝いをしてる方がいいような主張をしてるお方。そもそも民主党自体、自民党と大して変わらない特徴の薄い政党で自民党のバージョン違いにしか見えない。そんな民主党に存在価値があるのだろうか。
ネクストキャビネットなどを立てて、いかにも政権担当能力があるように装っては見せるが、彼らが政権を取ったとしても、政治が大きく変わるようには思えない。ただただ政権を取りたい人が集まってるだけにしか見えない。二大政党制を志向しているらしいが、今の状況を見れば、五五年体制のほうがよっぽど二大政党制に近かったのではなかろうか。
自民党の方向は明確だ。対米追随、九条改憲社会保障カットで、米国型の金持ちが総取りする社会を目指している。公明党創価学会のいう広宣流布を望んでいる。社民は護憲、社会保障充実、貧乏人優遇で金持ちを抑制、共産党は一番わかりやすく、共産主義社会の建設だろう。
民主党はその出自からして各党の寄り合い所帯なだけに、はっきりとした志向が打ち出せない構造になっている。全部において中途半端。こんなわかりにくい政党に票を投じようという気にはまったくなれない。さっさと解党して党員は元の出自政党に戻ったほうに目があるように思うけどな。