通勤でSTRiDAを使う際に気をつけているのが歩道の段差。小径タイヤの宿命であるが、歩道の縁石などを乗り越える際には、かなりの衝撃を受ける。ゆっくり走るのであればさほど問題にならないかもしれないが、やはり通勤となると行き帰りともにスピードを上げてしまいがちなため、段差によって繰り返し衝撃を受け続けることになる。衝撃吸収付きのサイクルグローブを装着したり、サドルを純正のものから交換するなどして身体に受ける衝撃を減らすよう対策して、乗りはじめの頃に比べてマシにはなっているものの、車体自体へのダメージが気になる。なのでなるべく、歩道を避けて車道を走るようにしている。
道交法上も自転車はなるべく車道の左端を走ることになっているが、路肩に停めてある自動車を避けるためには右に膨らまざるを得ない。その時が一番怖い。安全確認のため、必ず後方を目視で確認することになる。前方から一度目を離さなければならないし、重心が右に傾くため、自転車の進行も右にブレる。そこへ追い越しに掛かっているロードバイクなどが突っ込んでくると事故の危険性が上がる。
もちろん他の自転車だけでなく、すぐ傍を自動車が高速で走行していて危険。クレーン車やダンプトラックなど、タイヤ径が身長の半分以上あるような巨大な作業用車両なんかは、間に車線をひとつ挟んでいても怖い。
車道を主に走るようになってから、テールライトで後方に注意を促すだけでは足りず、後方確認用ミラーが要るなーと感じ、ひと月ぐらいあれこれと検索していたのだが、例によってSTRiDAに合いそうなものがなかなか見つからない。
折りたたんで輪行袋に収納した際に邪魔にならないものがなかなか見当たらないのである。あったとしてもミラーの機能が弱そうとか、横幅が広がってしまいそうなものとかになる。狭いところですれ違うこともあるから、バーエンドに取り付けるタイプで横幅を取るものは却下。
最初に候補に上がったのがこれ。
ハンドルバーに取り付けるタイプ。ミラー面積が大きく、ガラス製ミラーということで像もくっきり映りそう。しかし、しっかり固定しないといけなさそうで、そうなると折りたたみ時に輪行袋には入らなくなる。
…、と書いてブログエントリをツイートしたら、フォローいただいている方から、このミラー、折り畳めるよとのツイートを頂いた。
このミラーは手前に回せばハンドル折りたたみ可能です。このハンドルはオプションのものですが。 pic.twitter.com/qJoQvpY3wd
— Tatsuya Fujimoto (@grunherz054) 2018年8月30日
貴重な情報、ありがとうございました。
次はこれ。
Blackburn(ブラックバーン) ML1000 MULTI MIRROR 3BB-ML1000
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バーエンドに取り付けられるタイプ。ガラス製ミラーで高い位置に像を映せそう。だが、これも折りたたみ時に収納しづらそう。
あとはこんなの。
BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/3 サイクルミラー
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これも良さそうなのだが、配送料含めると3000円超え。お試しするには高すぎる。
腕に装着するタイプも検討した。
これも買う寸前まで行った。しかし、ロードバイクなどのドロップハンドルやブルホーンハンドルのように、縦に握るときに最も有効になるように思えて、購入断念。
ずーっと悩んでるといつまで経っても購入できないため、とりあえず、お試しということで、一番安いこれを買ってみることにした。これを基準にして、不足なら他を当たってみるつもり。
キャットアイ(CAT EYE) マウンテンバイク用自転車ミラー BM-500G 右側用
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STRiDAに取り付けてみるとこんな感じ。
CATEYEのロゴが邪魔。取り付けはとても簡単。元から挿さっているバーエンドキャップを手でネジネジするなどして引っこ抜いて、代わりに差し込み、プラスネジを締めてやるだけ。
説明書。
ネジを回すことで、ハンドルバー内部でパーツが広がって内壁に押し付けられ、その圧によって固定するだけなので、グリグリと好きな位置に回せる。
ミラーの基部もボールジョイントがネジの締め付けによって挟み込まれてるだけなので、これも好きに動かせる。
何度も動かしてると、接触面が磨り減って固定が効かなくなるかもだが、所詮、500円だしね。その時は他のを試そう。
後方を視認しやすい位置にしたまま、折りたたんでみるとこうなる。
これでは輪行袋に入れられない。クリっと回し、ミラーの位置も変えて、この位置に。
これで輪行袋に入れられる。よって、折りたたみ解除の際は毎回、ミラー位置を調整してやり、必要に応じてネジを締めなおしてやらないといけない。ああ、面倒くさい。
試しに三日ほど通勤で使ってみたが、不慣れなこともあり、なかなか後方確認の役には立たない。
折りたたみの為にガッチリ締め付けていないから、振動で位置が変わる。ベストなポジションを決められない。色々角度を調整してみたが、ミラーの視野の三分の一が自分の右腕の像で塞がれる。また、振動で像がぶれて視認しづらかったりも。
そのためもあり、ちゃんと映されてるか不安なので、ミラーつけてんのに振り向いて後方を確認したり。
そもそもこちらより遥かに早く走行している自動車は、ミラーに映った1,2秒後にはこちらを抜き去っていくから、見えたとしてもあまり意味がなかったりする。
とりあえず、しぱらく試行錯誤して使ってみよう。何となくだが、少し外に張り出すものの、純正パーツのミラーが一番良さそうに思えてきた。これもお試しするには高いのよね。
STRIDA(ストライダ) グリップエンド取り付け型ミラー ST-RM-001 BLACK REAR VIEW MIRROR 34977
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