STRiDAで通勤する際、荷物の携行に作業服の持ち運びの際など、大きい荷物の時はリュックを背負い、通常の時はショルダーバッグを使っている。
ショルダーバッグは以前に妻が選んでくれた、普段使いのもの。STRiDAに乗る時にはストラップを1番縮めた状態にして、たすき掛けにして、背負うようにしている。これはこれでバッグと重心が安定し、STRiDAを走らせやすいし、重さをあまり感じることがなくて楽で良いのだが、縮めた状態では当然ながら荷物の出し入れがやりにくい。ストラップは普通に見られる、金具を使ったものなので、目的地に着いてSTRiDAから降りて荷物の出し入れをしようとする際に、ストラップを伸縮させるのが、なんとも煩わしい。
なにより、背中に熱がこもり、蒸れる。バッグの背面はメッシュになってて、普通のものより快適なのだろうが、それでも背中からの放熱が阻害されるのは避けられないし、汗ダクになる。
だからといって、ストラップを伸ばしたままだと走行中にバッグ本体が振られたりして危険。
どうしたものかと思案してる中、所用で寄った東急ハンズで「ストライダ入門」で初めて知ったTIMBUK2のクラッシックメッセンジャーバッグが陳列されており、実物を触ってみた。
[ティンバック2] TIMBUK2 メッセンジャーバッグ Classic Messenger S クラシックメッセンジャー 116-2-2000 Black (Black)
- 出版社/メーカー: TIMBUK2
- メディア: ウェア&シューズ
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ストラップのワンタッチ伸縮機能を試してみて、その合理性に感銘を受けた。めちゃくちゃ便利。
動画の2:50秒あたりからストラップの伸縮とクロスストラップを実演してる。
これ買えばひとつ問題解決、ではあるのだが、タダでさえSTRiDA関連装備にお小遣いが消えていく最中、1万円の出費は痛い。垂涎の品物だが、棚に戻して購入を控えた。
しかし諦めきれずにAmazonのレビューなどを眺めてると「クロスストラップ」という単語が目につく。
上の動画でも紹介されてるがクラッシックメッセンジャーに添付されてるものらしい(後で知った)。これなんじゃいな、と検索してみるとなるほど、便利な代物。
クロスストラップ自体も幾つか販売されており、お手頃な値段に釣られて購入して試してみることに。
装着ならびに着脱は極めて簡便。ストラップを伸ばしたままでもバッグの位置を固定でき、背中を解放できて、とても爽快。STRiDAを走らせて空気が流れていくと、背中を風が通り抜けてくれて熱を運び去ってくれる。
バッグを背負うより重心が悪くなり、ストラップが掛かってる肩に負荷がかかるけれど、背中からの放熱と、荷物の出し入れ易さには変えられない。