先々週BSでやってたSW特集に刺激されてしまい、前から興味のあったStarWarsのゲームを購入。ただし日本語版は出てないので北米版を楽天で。
DarthVaderの隠し弟子であるapprenticeがVaderの指示を受けながら、Vaderと共に皇帝への弑逆による銀河の支配を目指すが…、という内容。知識と防御のためにForceを使うJediと違って、Sithなので攻撃しまくり。フォースライトニングもバリバリ使うThird Person Viewのアクションゲーム。
北米版なのでもちろん全編英語。聞き取れないところは英語字幕で補いつつプレイしたが、とにかく難しい。ノーマル難易度でもデザイナーに虐められてるかのようなプレイ感。初見殺しの罠とか敵配置に苦しめられる。
コツさえ掴めばサクサク進めるが、ゲーム内容はかなり単調。敵を見つけたらフォースでつかんで投げる。ダッシュで近づきつつライトニング食らわせて痺れてる間にライトセイバーで斬りまくり。雑魚に囲まれて射撃食らったらガードの姿勢をとると、ブラスターは全部弾き返してくれる。囲まれすぎて危ないと思ったらフォースを爆発させて全周弾き飛ばし。基本的にはこれらを繰り返すだけ。
厳しいのはJediやSithとの戦闘。フォースやライトセイバーが弾かれることが多く、特に後半はかなり手こずる。Vaderとの最終戦闘は難しすぎて投げそうになった。
距離をとってフォースプッシュを3連発したあとシススラッシュで斬る、を繰り返してなんとか勝利。Vaderを始末したことによりダークサイドのエンディングへ。
ゲーム中、サブ画面を開くのにロードが発生するのがかなり鬱陶しい。リトライ時にもロードが入る。なんどもリトライを繰り返したVader戦の時にはイライラを増幅してくれた。
映画にも登場した皇帝、Vader、レイア姫の声はもちろん別人によって充てられている（ベイル・オーガナのみ映画と同じ俳優）。しょっちゅう出てくるVaderに少し違和感を感じる程度なのであまり気にはならないが。
点数をつけると65点。SWファンなら15点プラス。ライトセーバーが振り回せて、Vadarと戦える、というだけで喜べるファン向きのソフトだ。
大まかなストーリーは下記の通り。
ジェダイ狩りの際、とあるジェダイの息子に強いForceを感じたVaderはその父を殺し、帝国、なかんずく皇帝にも隠してその子を弟子(apprentice)として鍛え上げた。成長したapprenticeはVaderより使命を授かり、Jedi狩りを遂行し、自らの優れた能力を師であるVaderに示した。apprenticeはSithとしてVaderと共に皇帝を倒すことを願っていたが、apprenticeの存在に気づいた皇帝はVaderに抹殺を命じ、apprenticeはVaderによって殺されてしまう。
しかしVaderは皇帝の目を逃れるためにapprenticeの死を偽装したのだった。Vaderはなおも皇帝への反逆を企図し、皇帝の目をくらませる為、apprenticeに大規模な反乱軍の結成を命じた。若干の疑念を感じつつもapprenticeはかつてJedi狩りの際に傷を与えて取り逃がしたJedi MasterのRahm Kotaと通じ、元老院議員のBail Organaらと協力して共和国反乱軍を結成しようとするが、その会合をVader率いる帝国軍が急襲し、反乱軍の主要人物たちは拘束されてしまう。Vaderはapprenticeを襲い、谷底に追い落とした。全ては皇帝の策略であり、apprenticeは使い捨ての道具に過ぎなかったのである。Jediらとの戦いの中でForceのLight-Sideに目覚めつつあったapprenticeは、仲間の救出のために皇帝とVaderが待つ建設中のDeathStarに向かい、死闘を繰り広げる。最終的にapprenticeは救出に成功したものの、命を落としてしまった。かくして共和国反乱軍が結成され帝国への反逆が始まったが、その紋章にはapprenticeの家紋が使われることとなった。
つまり、帝国を打ち倒すきっかけはVaderが与えたもので、Forceにバランスをもたらす者という予言がまたしても成就されたのだ。
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