Look on the Bright Side of Things

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塊魂Tribute

PS3でやっとこさリリースされた塊魂の新作を遊んでいる。初代は雑誌紹介を見た瞬間に購入を決め、どっぷり嵌りきって、現実世界でモノを見るとどうやって巻き込もうかと考えてしまうぐらい楽しんだ。本当に小さな塊から始まって、ステージが進むにつれて家や街一つを飲み込み、最終ステージでは巨大ビルや島、火山まで巻き込んで、世界そのものを飲み込んでしまうという展開に痺れてしまった。
PS2の続編は買ったものの、PSPと360で出た続編はハードを持っていない関係で買わなかったので、PS3版は私にとって久しぶりの塊魂である。PS2で既に宇宙まで行ってしまったから、スケールアップの過程を楽しむこと自体に新奇性はない。だからどんな仕掛けがあるかと楽しみにしていたが、新しいと言えるのは塊ドライブモードぐらいで、ステージもHD化されているとはいえ焼き直しがほとんどなのには、ちょっとガッカリ。深海とか密林とか、地底とか、もっと異常な世界で巻き込みをやりたかった気がする。
空間的スケールはこれ以上求めにくいのだから、時間的スケールで、過去から現代までを巻き込んでいくとか、そういう展開を加えてみてはどうかと思う。あるいはもっと微細な、素粒子レベルから巻き込みをスタートして、核融合を起こせるぐらいまで大きくして新星を育てるとか、アミノ酸など、命の元になる塊を作っていくとか。
それでも転がして大きくしてありとあらゆるものを巻き込んでいくのは相変わらず快感だ。塊ドライブモードは割と爽快だし。

塊魂トリビュート - PS3

塊魂トリビュート - PS3