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PS3のHDD交換

PS3の内蔵HDD容量が少なくなり、交換することにした。まずはセーブデータなどのバックアップを行わなければならないが、PS3のバックアップユーティリティは、ビデオからフォトから何でも一切合切をバックアップしようとするため、キャッシュデータなどは消してしまわないと時間が掛かってしまう。最初に1GBフラッシュメモリでバックアップを試して「9GBの空き容量が必要」と蹴られた時には笑ってしまった。
おまけにバックアップに利用可能なメディアはUSB接続のストレージの場合、FAT32でないと認識できない。手持ちのディスクは全てNTFSフォーマットの上、中のデータを消す訳にいかなかったために使えない。FAT32のディスクでも、マスストレージとして認識できないとダメ。古いノートのHDDを取り出して、接続ツールで繋げてみたが認識してくれない。どうしようかと途方に暮れかけてネットを検索してみると、iPodをバックアップディスクとして使えるとのこと。捨てずに置いていたiPodMiniをつなげてみるとバックアップ可能となった。
HDDの交換作業そのものは大して難しくもなく、ここに書いてある通りにすれば良い。買っておいた80GBのSATA-HDDをセットして電源を入れると自動的にフォーマットが行われ、iPodからリストアをかけるとユーザー設定から何から全てリストアが行われ、何の支障もなく使えるように。余った20GBのHDDは携帯用の汎用ストレージとして再利用するつもり。
家庭用ゲームマシンでディスク使用と言えば、ファミコンディスクシステムを思い出す。ゼル伝やりたさに買ってなかなかに楽しんだけれど、ちょっと振動を与えてしまうとアダプターの接触がおかしくなり、直ぐにハングしてしまうという困った代物だった。安価な大容量ディスクで書き換えが可能という利点が有ったものの、ROMの容量がどんどんと大容量化し、バッテリーバックアップが普及するようになると、完全に時代遅れの代物となってしまった。ディスクメディア自体も他に流用が利かず、死蔵するほか無かった。実家には未だに置いてある。
あれから20年。まさかPC用の機材が利用できるなんて。変われば変わるものである。