ハイビジョンを買ったので、その真価を堪能すべく、BD版の「ディープ・ブルー」をTVと同時購入したのだけれど、エンコードが糞でDVDのアップコンバート化と大差ない出来だった。所詮こんなものかなとがっかりしつつ、希望を求めて他のBDタイトルを2つほど購入してみた。
まずは「ミッションインポッシブル3」。1作目は割と好きな作品だったが、俺の大嫌いなワンパターン帝王のジョン・ウーが撮った2作目は観なかった。ジョン・ウーと来たら、「振り向いてバン、スローモーションでバ〜ン、2丁拳銃でバンバン、互い違いにババン、壁越しに向かい合って走りながらバンバンバン」ばっかりでさすがにもう飽きた。
評判では1作目に近い出来との3作目はまだ未見だったので、ちょっと期待しながら観る。エンコードに気を使っているようで、画像の精細度、情報量はDVDとは比較にならない。映画館で観ているような素晴らしい映像だった。これを観ちゃうとDVDにはちょっと戻れないかも。映画としては普通の出来。あいつが裏切ってるのだなというのは直ぐに解ってしまった。それでも破綻は無いし、まあまあ楽しかったから良しとする。
もう一品は映画ではなく、ライブのビデオで「The Legend of Jazz」。これも素晴らしい。残念ながらマンション住まいではサラウンドシステムは組めないので、サウンド面での真価は問えないかもしれないが、それでもいい音なのはよくわかる。画像も全然文句無い。慣れというのは恐ろしい。HD画質に慣れてしまうとSD画質にはもう戻れなくなる。
レジェンド・オブ・ジャズ~ライヴ・アット・ブルーノート東京 [Blu-ray]
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