土曜の稽古が終わって飲んで家に帰り、風呂に入ってまったりしていると猛烈な眠気におそわれ、うたた寝している間に風邪を引いてしまった。日曜と月曜を寝込んでしまい、せっかくの連休が台無しである。風邪の時は必ずマスクをつけるようにしている。マスクによって常に湿気を含んだ呼吸が行え、鼻と喉の不快感が和らいで気分が良くなるからだ。いくつか新商品を買い込んでいたのでこの際に試してみた。
まずユニ・チャームの超立方体マスク。ノーズフィットが改良されていたが相変わらずスカスカ。私の顔にはフィットしない。耳当ても緩く、寝てるうちに外れてしまう。
次に試してみたのは小林製薬のマスクで「のどぬーる・ぬれマスク」。これは湿り気を絶やさないようにとの配慮から湿り気を含ませたスポンジのようなものが添付されている。つけて就寝してよいとのことだが、その通りにしてみたら翌朝最悪。スポンジが乾いてしまうと逆に湿気を吸い取ってしまうようで、喉が乾燥してしまっていた。小林製薬は思いつきで商品を売っているのではないかと思えてならない。
最後に試したのは大正製薬のサージカルマスク。これが一番よかった。べつに大正製薬の専売品ではなく、他のメーカーのものと基本構造は一緒である。一般のノーズフィット付きプリーツマスクと似ているが、口元に樹脂製の棒が一本仕込んであり、これが撓んで外側に反り、マスクが口に接触しにくいようになっている。そのため話しやすいし、唇が荒れにくい。今までいろんなマスクを試したが、ノーズフィットがあっても唇が荒れて連続装用できなかったり、口元に空間が確保されていてもノーズフィットが貧弱でメガネが曇り放題だったりと、満足できるものがなかったが、しばらくの間はこれでいけそうだ。とはいえ、完璧なノーズフィットには未だ出会えていない。何とかならんかなぁ。
