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何百回目の再インストール

仕事柄、PCのインストールは数限りなく行っている。MS-DOS6.2から始まり、Win3.1やWin95ファミリー、NT、2000、XPや、Linux、オフィスコンピューターなども幾度となくインストールを経験した。一番うざったかったのがWin95のWin3.1アップデート版。CD-ROMが普及してない時代の話で、インストールは3.5インチFDを使うため、40枚近いFDを抜き差ししないといけなかった。エラーはそんなに起きなかったが、途中の1枚が読込不能となっていた場合、OSのインストールは失敗する。38枚目まで入れ替えたところでエラー、となったら泣くに泣けなかった。Win3.1も同じだったが、フロッピー枚数は13枚程度。しかし、DOSのインストールからやらないといけないので、その分の6、7枚も必要だし、MS-Officeもインストールする場合は、これまた40枚近いフロッピーを抜き差しする必要がある。
しかし、Win3.1のインストールはConfig.sysやAutoExec.batの編集作業に凝ったりできるので95のインストールよりも作業としては楽しい。memmakerで自動調整されたemm386.exeオプションに手を加えたり、不要ドライバを外したりと、こだわりを発揮できるのがいいのだ。
CD-ROMがインストールメディアのデフォルトとなってからは、ずいぶん楽になったもんだ。プリインストール版だと、Norton-Ghostなどで、製品購入時の状態に戻せる事が多いが、わたし的にはちょっと嫌い。買い換えたPCにOSを使い回せないのが嫌だ。
てな事を考えながらの土曜出勤での再インストール作業であった。利用者がいない状態でないと、再インストールできないのよね。XPのインストールはちょっと嫌い。ディストリビューションLinuxみたいに最初から利用パッケージを指定できるようにしておいて欲しい。OutLook ExpressやMessenger、MSNなんかいらねーんだよ。