Look on the Bright Side of Things

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Call of Duty Black Ops

昨年末辺りに購入していたCOD:BO。しばらくうっちゃっていたが、ベトナムを観光してきたこともあり、劇中で再現されてるのかな、と興味が湧いて一気にプレイして、キャンペーンを終わらせた。
マルチプレイヤーはあんまりやる気ないのでキャンペーンの感想を幾つか述べる。

  • ストーリーが分かりにくい
    • もちろん最後までクリアすれば、ああそういうことかというのはわかる。しかしプレイ中は何をさせられているのか、なんでこんなコトしてるのかがぼやけてしまってさっぱりだった。COD4なんかの場合、それが非常に分かりやすくて、ロールプレイしやすかったのだが。FPSでロールプレイ出来ないとなると単なる射的にしかならなくて、面白みが半減する。
    • おまけにステージ中にフラッシュバックみたいなカットインが入るため、興が乗りにくい。凝ったことやろうとしてやり過ぎてる感じ。
  • 敵が視認しにくい
    • リアリティを重視しすぎて、敵なのか味方なのかの区別がまず分かりにくい。双方ともに似たような装備してるし。敵が近くにいても、味方AIがそれに向けて発砲しないため、すぐに分からないことも多かった。どこから打たれているのかも分かりにくい。
  • ナビゲーションが不親切
    • 近接グレネード警告がはっきりしていないために、気をつける間もなく即死させられる。解りやすい色で点滅するとか、もうちょっとゲーム寄りにしてもいいんじゃないか。
    • ジャンプすべき場所なのかどうかの見分け方も難しい。ミラーズエッジじゃねぇんだから、たびたびジャンプで谷間を飛ばせんなっつーの。

総じて、あんまりいい出来のようには感じなかった。COD4の足元にも及ばないし、COD:MW2よりも面白くなかった。同じナチスの遺産を扱った内容である、BFBC2の方がまだノリが良かったかもしれない。ソユーズ妨害ミッションとか、いい素材を用意しているのに残念なことだ。
購入した吹替版は井上和彦小山力也など、いい声優を使っているのだが、演出がちょっと弱いかなと。オリジナル版はエド・ハリスサム・ワーシントンなどの有名俳優が充てていて、中古で安く手に入るようになったら体験してみたい。