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ベトナム観光・まとめ

旅行を楽しいと思ったことがないせいか、この歳に成るまで海外に出たことがなかった。国内も仕事による出張程度で、夜にうろつくぐらい。
そんな私がベトナムへ。これも巡りあわせという奴だろう。ベトナム渡航経験が豊富なガイド付きだったから、海外旅行の醍醐味とされるディスコミュニケーションとトラブルとほぼ無縁で、(こんなことを言うと引率者に怒られるが)せっかくの経験がスポイルされてしまった印象が残った。
引率者が結構強引で周囲を巻き込んでいくタイプなため、マイペースで行動できないのがなんとももどかしく、一人で街をぶらつきたかったのだけど、それがほぼ叶わなかったのに悔いが残る。反抗するとヘソを曲げちゃうし。
それでも引率者の目の届かない範囲で少しだけ現地の人を相手に買い物をしたときに、普段あまり使わない英語を使ってなんとか意思を伝えようとする過程はとても楽しく、少しだけだが海外旅行している実感が得れた。
でも、ホーチミン市内にもう一度行きたいかというと、ちょっと勘弁。早朝からのスクーターとバイクの地鳴り、絶え間ないクラクションで叩き起されてしまうのが辛い。
同じベトナムでもハノイとかはまだ静からしいから、行くとしたらそっちの方かな。
ホーチミン市の印象は昭和30〜40年代の日本といったところ。猛烈な経済成長で発展真っ盛りなため、人々もとても元気。昔の日本みたいとは言え、固定電話よりも携帯のほうが先に普及し、ネットも普通に使える。街を走るバイクも突っ走っているわけではなく、歩行者が横断すると避けてくれる程度のスピード。そして基本的に、観光客には優しく、こちらの意図をなんとか理解してくれようとする。
引率者はホーチミンに来ると元気になれると言ってたが(大好きなショッピングが堪能できるからでもあるだろう)、俺的には喧しすぎて圧倒されっぱなしだった。おれは静謐な方が好きだな。