Look on the Bright Side of Things

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誤審はしょうがない

WBCと書くと、World Boxing Councilの方を想起してしまうのだが、同じWBCでも、World Baseball Classicの話題である。
米国対日本で一度くだされた判定が覆り、日本に不利となってしまったことに王監督が怒りのコメントを述べている。
曰く、「一番近くで見てる審判のジャッジを変えるということは、私は日本で長年野球をやってきて、見たことがありません」
うそこけ。長年ジャイアンツにいたくせに白々とよく言う。ちょっと検索すれば、日本のプロ野球でも「一番近くで見てる審判のジャッジ」が覆ってる記事があるのだ。
http://www.sanspo.com/swallows/top/swa200304/swa2003042601.html
http://www.sponichi.co.jp/osaka/tigers/article/040619.html
↓これなんかソフトバンクの試合だぜ
http://www.sankei.co.jp/reon/yakyu/1998/2005html/1016_007.htm
人間のやることだから誤審はしょうがない。完璧など求めようがない。先入観やその他のものが入り込むのも防げない。僅差、接戦になれば判定が物を言う。ボクシングなどではホームタウン・ディシジョンごとねじ伏せないと、なかなか勝てないのである。それぐらいのつもりでやらないと、アウェイでの勝利は望めないだろう。
誤審が嫌ならテニスや競馬などのように写真、ビデオ判定を導入すればいいだけのことだ。今回の騒ぎでもビデオを見る限り、西岡のタッチアップは捕球後だったのだから、誤審なのは明らか。しかしビデオ判定は認められていないので、審判の言うことに従うほかしょうがない。
まぁ、俺は王貞治が嫌いだから辛口になるんだけどね。自分のシーズン本塁打記録を破られる状況に際し、相手チームの監督として敬遠を許すような人だから嫌いなのよ。偉業は認めるけどさ。