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眼鏡をなくす

大酒し、前後不覚となって家に帰る。起きてみると目の周りが血だらけ。なんじゃこりゃと思いつつ顔を洗うと顔のあちこちを擦りむいている。全く覚えがないが、左膝、左肘に打ち身があり、どうやら転げて顔をどこかにぶつけたらしい。
とりあえず傷にはバンドエイドキズパワーパッドを貼っておいた。もの凄い二日酔いだったのでそのまましばし寝たあと、起きてみると傷からの浸出液が溢れ、顔の周りがガビガビになっていた。毎度ながらに思うが、創傷治療における湿潤治療には利点しかない。簡単だし、痛くないし、早く治るし、綺麗に治る。
テレビでもみようと眼鏡を探してみると無くなっていた。どうやら酔って転げた際にどこかにうっちゃってしまったらしい。顔のけがから察するに砕けちってしまったのかも知れない。酔ってると少し景気が良くなって前後の見境が無くなるから、取っておけば使えたであろうフレームを捨ててしまったのだろう。もったいないことだ。眼鏡がないとテレビもぼやけてよく見えない。ゲームも出来ないし、映画も見れない。困った。