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東周列国

つい最近、ネカフェでヤンジャン連載中の「キングダム」を通読した。鄭問の「東周英雄伝」にも登場した戦国末期の王翦の逸話で有名な李信を主人公にするというなかなか面白いところに眼を付けた漫画である。行動派の少年が仲間を率いて戦いの中で成長していくという筋立ては、「ワンピース」の影響を受けているようにも思う。
登場人物のうち、中心的な存在は史書を踏襲しているのだがアレンジが巧い。春秋戦国時代には少し詳しいつもりだったが、今まで知らなかった人物が沢山登場して、実在してるのかと調べるとちゃんと存在してたりする。今後、荊軻とか高漸離とか、韓非とか、昌平君の反乱とかどうやって描いていくのかが楽しみだ。

というわけで久々に東周時代への興味が沸き、検索でフト目にした「東周列国」という中国制作のドラマをレンタルしてみた。今から15年以上前に製作されたドラマらしく、画質はあんまりよくない。内容は史実に忠実なのだが、音声バランスがおかしすぎる。効果音や音楽が大きすぎ、セリフが極めて聞き取りにくいのである。勿論、字幕表示だから物語の筋を追う分には問題ないが、やはりドラマは声が聞こえないと面白さが半減する。
とりあえずDVDを2枚借りたが、継続して視聴する気は失せた。