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HMZ-T1を3日間使ってみて

11日に届いたHMZ-T1を3日間使ってみた感想。

  • 頭が半端なく痛い。450gの重量を額と後頭部で支える構造なのだが、額にかかる圧が高くて、付け方が悪いと30分で痛くなってくる。付け方を調整してみたり、額にタオルを挟んだりと色々工夫してみたものの、額の痛さを解消するには至っていない。
  • スイートスポットが極めて狭い。メガネ装着をしたままでもスイートスポットに固定出来ればとてもクリアーな映像が楽しめる。しかし、少しでも外れると画像のブレや滲みが発生する。そしてそのスイートスポットに固定しようとするとバンドを堅く締めなければならず、前記の痛みに悩まされる。
  • ゲームはかなり酔う。大画面なので当然酔いやすい。また重みを軽減するためにリクライニングシートに頭をもたせかけると姿勢とゲーム内での姿勢が異なるため、脳が混乱してさらに酔いやすくなる。ある程度慣れで解消できるものの、リクライニングシートで2、3時間プレイしたあとゲームを終えて装着を外すと、こんどは平衡感覚を現実のほうに慣らさないといけなくなった。あまり長時間のプレイはお勧めできない。
  • PS3のスクリーンサイズは750インチで。PS3側の自動設定を行うと初期サイズは72インチと設定されるが、私の体感では3Dがきつすぎる。飛び出し感は強調されるようだが奥行き感に欠けるような気がする。元気ロケッツのMVを使い、140インチ、350インチで試してみたがインチ数が上がるに連れ奥行き感が出る。飛び出し感についてはソースに依存すると思われ、インチ数にあまり影響はされない様子。これも個人差があるようだ。
  • イヤーパッドのスポンジは剥がれやすい。日本手ぬぐいをバンダナのようにして頭に巻いて、額の痛さを軽減しようと目論んだが、装着の際にイヤーパッドが引っかかり中のスポンジが一部剥がれてしまった。ホットボンドで修繕したものの、購入して2日目で壊しちゃうとは…。

などと文句を色々つけたが、それ以外は全て快適。PS3はトルネの録画を観る時以外、ずっとHMZ-T1で視聴しているほどハマってる。