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漢方に頼ってみる

夏ごろから異常なぐらい汗をかくようになった。寝汗も凄く枕を一つダメにしたぐらい。朝起きて身支度を整えてる最中も汗が出続ける。大阪市内だというのに部屋にムカデが入ってくるためずっと窓を閉めていて、エアコンに頼りっきりだったせいで体温の調節機能がおかしくなってるのかなと思っていた。
秋になって涼しくなっても相変わらず汗をかき、のぼせるような感じが続いていたため、おかしいなと血圧を測ると、もともと高血圧だったけれどそれがひどくなっていた。
降圧剤を服用すべきなんだろうが、それに頼ると一生飲み続けなければいけなくなり煩わしい。食生活を変えるのが一番なのだろうけど、両親はもちろん兄弟も血圧が高いので、これは遺伝もあるはず。つまり体質的なものだから、体質改善には漢方だろうということで、たまたま入ったドラッグストアで目についた「三黄瀉心湯」とか言うのを購入して飲んでみる。
漢方はゆっくり効いてくると聞いていたのだが、翌日からのぼせが少し収まり血圧が高い時特有のダルさも消え、目覚めがすっきりとした。しかし腹部に膨満感を感じ、便も緩くなっている。素人考えで闇雲に飲んだのが失敗かと、Webで知識を漁ってみると、漢方を処方してくれる医師も居て、その場合保険も効くという。たまたま勤務先の近所にそういう医者がいたので診てもらった結果、「防風通聖散」という薬を処方された。これも便が緩くなるが、膨満感は感じないし、のぼせも収まってくれて汗をあまりかかなくなっている。しばらくこれで様子を見て、血圧に改善が見られない場合は別の処方を考えてくれるという。