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三国志 Three Kingdoms

中国で2008年から撮影が開始され、2010年5月に完成したというTVドラマ向け三国志のDVDがリリースされていたのでぽすれんからレンタル。全48巻で1巻毎に2話収録。全95話。
とりあえず最初の3枚を借りて観た。黄巾の乱はナレーションで済まされており、いきなり董卓の圧政から話が始まる。つまり劉備が督郵をシバく話も曹操が宦官の親類を殴殺する話もスルー。とは言うものの呂伯奢殺しや董卓討伐の偽勅、断った酒が冷めないうちに華雄を討ち取る関羽など細かい話を取り入れてくれている。
吹替版で見ると用語解説・字幕もないまま「伝国璽」とか「驍騎校尉」とかいう単語が乱れ飛び、明らかに一見さんお断りな内容。日本の時代劇と違ってチャンバラシーンでは血が乱れ飛ぶ。
最初の3話は曹操中心で話が進んでいく。曹操役の俳優は老け顔で声をアテている役者も70歳に近いため、颯爽とした青年・白面郎という私の脳内イメージとの落差がデカイ。
呂布は優男風(劇場版仮面ライダー555でサイガを演じたピーター・ホー)で、豪勇無双の飛将という感じには見えない。
劉備関羽は何を考えてるかよくわからないし、張飛は天衣無縫すぎる。撮影初期なのだろうかイマイチ役に入っていない感じ。
しかし見始めると止まらない。ファンに取っては許せるレベルの出来。虎牢関でのいわゆる三英戦呂布のシーンではピンチの張飛関羽が助け、劉備双剣を振うのがポイント高し。

ドラマ「三国志」公式サイト
http://www.sangokushi-tv.com/


それにしても驍騎校尉やら呂伯奢やら八門金鎖の陣などという単語がすっと出てくるGoogle日本語はとても素晴らしい。