Look on the Bright Side of Things

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iPad触ってみた

グラボを買いに行ったビックカメラiPadが展示されていたので触ってみた。手に吸い付くような操作感は所有欲をそそる。しかし買う気にはならない。売りである点に惹かれないのである。
ゲームに付いては、移動中にゲームをしようとは思わないし、タッチパッドは直感的なもののクイック且つ複雑な操作には向かないのでパス。もともと人間はボタンを押すのが好きなのだ。
電子書籍については液晶画面で読書するなど自傷行為に等しい。ただでさえ、仕事やTV鑑賞でバックライトからの光を眼球に浴び続けているのだから、これ以上そういう機器に接したくない。反射光を利用する電子インクならば目に優しいんだが。
各種アプリケーションは便利だけど、取り回しやすい携帯と違ってその為にわざわざカバンからいちいち引っ張り出すのも面倒に感じる。
屋内で家族や仲間に写真や動画を見せるのには最適なデバイスだと思うが、その為に4万も払えない。落っことして壊してしまいそうなデザインと重さなのも気に入らない。
それらを上回る利点があるなら購入を考えるけれど。例えば今後刊行されるすべての書籍がiPadで購入・閲覧可能であるとかだったら、いつでもアクセス可能な書棚を持ち歩けるわけだから凄いメリットがあって、買う気にさせられる。1冊当り100円で書籍をスキャンしてくれるサービスもあるので、それで補ってもいいけれど。
もっと薄く軽く、持ちやすくて落としても壊れないものになったら買ってしまうと思う。