Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

モヤモヤが一つ解消

しばらく前から気になっていた雑草の名前が判明した。インターネットとグーグルは偉大である。「最近 増えた 雑草 花」と検索すると一発で出てきた。
その草の名前はナガミヒナゲシという。最近あちこちの空き地でよく見かけるひょろ長い茎をしたオレンジ色の花である。咲いてるときはいいが、花が落ちたあとの実が不気味で、以前から気になっていたのである。
初めて目撃したのは2001年ごろ。仕事で通っていた長居付近の踏切脇である。雑草にしては綺麗だから誰かが植えたのかな、と思っていた。2000年春に関東から関西に職場を移っていて、関東では見たことがなかった。
その後、あちこちで見かけるようになり、これは外来の侵略植物だろうと思ってずっと気になっていたのだが、うまく調べられなかった。疑問をそのまま書けばよかったとは。
やはり外来植物で地中海沿岸から中欧原産だという。一つの実から1000〜2000個ほどの種をまき散らすなど、非常に繁殖力が強いため、他の植物を駆逐する可能性があるらしい。

ナガミヒナゲシの花。気持ち悪くニョロリと伸びた茎の先に芥子坊主があり、この中に1000〜2000もの種が入ってる。