「北斗の拳」に惹かれて買ってしまった北斗無双。鯉沼久史が関わったゲームを買っても幸せにはなれないと解ってるつもりだったのだが。やっぱり痛い目にあってしまった。
超もっさりしたケンシロウ。腐った音楽。ダラダラしたステージ。見えない壁に邪魔されるジャンプ。ストレスフル！
ケレン味あふれる戦闘が行える「龍が如く４」と、プレイヤーキャラがキビキビ動き、難易度が高くても敵をなぎ倒す爽快感に満ちた、とてもクオリティの高いGod of Warシリーズをクリアしたあとだったので、こんなゴミみたいな鯉沼無双をプレイするのは拷問に近い。鯉沼久史は迷惑だからゲーム作んないでもらえないかなぁ。
このゲームのケンシロウより「龍が如く」の桐生一馬の方が強く感じるってどうよ。しかも戦闘しか行えない無双と違って、「龍が如く」の方は他にも遊べる要素がてんこ盛りだというのに、戦闘自体は「龍が如く」の方が圧倒的に楽しい。戦闘にのみフォーカスしてるくせに、それが一要素でしかない「龍が如く」に負けるようなゲームしか作れないの鯉沼と光栄の制作チームは無能としか言いようがない。
「北斗の拳」のゲームをやったのはこれで3つめ。最初はファミコン版で、これもどうにもならないクソゲーだった。次はメガドライブ版。これも酷いゲームだった。北斗無双もそうだが、どうして「北斗の拳」をゲームにする連中は迷宮探索をさせたがるのか？ファミコン版もメガドラ版も迷宮探索要素があり、それが極めて冗長だった。そして肝心の戦闘は全くもって楽しくなかった。いずれも自由に奥義を使わせてくれないし、通常攻撃が弱すぎる。
「龍が如く」の場合、通常攻撃にも幅があり、奥義も気合がたまりやすいためバンバン出せる。そしてその種類がとても多い。「龍が如く」のシステムで「北斗無双」を作り直してもらいたいぐらいだ。
奥義を出すために自販機を壊してジュースを探し求めるケンシロウとかおかしいと思わないんだろうか？
以下、不満点列挙
- 伝説編が眠すぎる。音楽も展開もダラダラしてる。探索要素なんかいらない。
- 伝説編でミッションをすべて達成するとボス戦のQTEが異常に難しくなるのが理不尽すぎる。鯉沼無双は前からそうなのだが、作戦を遂行すればするほど戦況が悪くなっていくのである。なんのための作戦なのだ？鯉沼が軍隊を指揮したら牟田口廉也なみの災厄をもたらすことだろう。
- 伝説編の一番最初、バイクが人を轢いていくシーンでバイクが走り去った方向が壁になってるのには、そういうことにも配慮出来ない馬鹿が作ってるのだなとガッカリした。
- 中ボスがスーパーアーマー持ってるのはいいとして、先行入力をガードでキャンセル出来ないため、敵の攻撃予告モーションを見ても回避不能になるのはどう考えてもおかしい。しかも一発目を食らうとのっそりした攻撃を全段食らうことが確定し、必殺技使わないとキャンセル出来ないなんてふざけてる。
- 攻撃終了後の操作不能時間が長すぎるためストレスが溜まる。必殺技後のバン！バン！バン！も同じ。技名叫んでから必殺技に入り、あとは演出なしの方が良かった。
- トゲ付きへの対処が覚醒と必殺以外できず、それが使えないときは逃げまわるしかなくなるのもバカ仕様に思える。闘気ゲージを自分で貯めることができないのも疑問。
- マップ使い回しすぎ。しかも殆どが細い通路をゲートで区切ってあるだけ。しかもそのゲートが右上のマップで見にくいので通れるのかどうかがわかりにくい。戦国無双の京都マップもそんな感じだった。そんな中をウロチョロさせられるため、とにかくストレスが溜まる。
