Look on the Bright Side of Things

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アミラーゼ

稽古から帰宅するとテレビが点けっぱなしになっていてごきブラが流れていた。時々こういうポカをしてしまう。テレビはまだ良い方で、窓を開けたままエアコンを点けっぱなしにしたり、冷蔵庫を閉めなかったりすることがあって、電気代が勿体ないことに。遅く帰ったのに甲子園特番のせいでごきブラが遅めに始まったようだ。
金儲けでやっている癖に青春とか球春とか持ち上げるのがけったくそ悪く、高校野球番組は大嫌いなのである。卓球にだって球春はあるだろうに。野球ばっかり持ち上げんなっつーの。だがこの日に限ってはごきブラが見れたことに感謝しておく。
赤井の環状線ルーレット探訪をやってて、カレーうどんを食べていた赤井が、「パラはアミラーゼが濃いからな」などと似合わない単語を使っていた。元ボクサーだけに糖類摂取に関係する知識を持ってるのかなとも思ったのだが、検索してみると、以前にごきブラで「カレーうどんを食べていると、食べるに連れてとろみが無くなっていくのはなぜか」という企画をやっていたらしい。それでハッと思いだした。以前、ごきブラで黒田がとろみが無くなるのは、唾液のせいではなく、××の為である、アホなことを言わず料理人の俺を信じろ、みたいなことを言っていて、俺は「公共の電波で嘘を流すなよ!」と憤慨したことがある。きっと視聴者の誰かが唾液に含まれるアミラーゼ酵素のことをTV局に注進して、上記の企画になったのだろう。黒田ザマミロ。
唾液に含まれるアミラーゼ酵素の働きによってデンプンは分解されブドウ糖オリゴ糖などの糖類が得られる。ご飯やパン、イモなどのデンプンを含む食物を長く咀嚼していると甘みを感じるのはこのため。デンプンで出来てる片栗粉も唾液によって分解される。カレーうどんや中華丼を食べていると、とろみが無くなってくるのは、箸やレンゲに付いた唾液が片栗粉のデンプンを分解していくからである。