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漕げよマイケル

3時間ほど練習する。曲はアメリカ民謡の「漕げよマイケルPart1」で左のコードが5の後1と3を同時に弾くタイプに進化。「ローレライPart1」とかでさんざん4分の3拍子に慣れた後だったので、4分の4拍子に手こずる。油断すると5→3→1のアルペジオを刻んでしまうのだ。なかなか思うように弾けず、イライラしてしまうが、何度も繰り返して指に覚え込ませてしまうしかない。いまはワープロのキーパンチに例えると、文章をタイプする際に、一旦音素をローマ字に置き換えてキーを探して一文字ずつタイプしている段階。頭の中にあるメロディが指を通してそのまま音として表現されるようなレベルまでは全然遠いのだ。
2時間ほど格闘しているうちに、だんだんと曲らしくなってきて、そこから後は運指が間違えないように習熟して行くだけになる。今までの中では一番時間が掛かった曲かも知れない。
ある程度方向が見えたので一旦、「ローレライPart1」に戻ってみると、今度は左手がさっきの曲の動きをしようとしてしまいアルペジオが刻めなくなっていた。オートマチックで動いてしまうのである。ゆっくりと弾いて感覚を取り戻すように勤め、弾けるようになったらまた「マイケル」へ戻ると今度はアルペジオを刻もうとしてしまう。同じようにゆっくりと弾いて切り替えて行く。おそらくこういう過程で左手がだんだんと訓練されて行くのだろう。