Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

ダイハード4.0

しばらく新しいBDソフトを買っておらず、折角のハイビジョンがゲーム専用になってしまい、1080pを堪能できないのがちょっと悲しかったこともあり、映画館で見逃したダイハード4.0と300を買う。
300は後回しにしてまず、ダイハード4.0から観ることに。俺が一番好きなダイハードは3なのだが、4.0がそれを覆すことはなかった。
一番の敗因は、敵の頭目の悪党ぶり、エレガントさと知性が足りないことだろう。最初から最後まで知性とエレガントさを失わないからこそ、泥臭いが狡猾なマクレーンの逆転勝利でカタルシスがもたらされるのだが、今回は敵の知性がコンピューターシステムに隠されてしまうし、マクレーンも狡猾さをいまいち発揮できないでいるので、なんだかもどかしい。
たまたま「暗号解読」を読んでしまっていたこともマイナスに働いてしまったのかも知れない。NSAハッカーごときに簡単に破れるような暗合を使う訳無ぇよ、と思ってしまうと嘘くさく、制作者の浅はかさが見えてきてしまう。
BDの画像はとても綺麗で満足なのだが、どうして特典をつけてくれないのか。制作裏話とか大好きなのに…。日本語吹き替えに野沢那智樋浦勉の2バージョンを用意してくれたのはGoodだったが。