Look on the Bright Side of Things

Anderson's Blog - since 2005

メシ屋にて

食堂で晩飯を取っていると対面のカウンターに座った若い男性サラリーマン客が口を開けてクチャクチャと飯を食っていたのに閉口した。見れば右手に携帯を握りしめ、猫背でさながら犬のように膳に口を近づけており、箸の持ち方も変。それだけで彼の来し方がある程度推測できる。
先ずはそういう躾を受けてこなかったという家庭環境。注意してくれる人が欠如した友人環境。姿勢が悪いということは内臓の働きが悪いだろうし、それが顔と体格に表れて貧相・貧弱となっている。おそらく視野も狭かろう。携帯を握りしめながらで食事に集中していない。食事に魅力を感じていないわけで、つまり味音痴だから食育もされてこなかったのだろう。哀れなことである。
注意力が散漫で視野が狭く、自分がどう見られているかについても意識がないということは、仕事もおそらく出来ないのだろう。食卓での躾、食事作法はその人の将来を左右するのかもしれない。