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京都で兵馬俑を見る

京都文化博物館で開催中の「始皇帝と彩色兵馬俑展」を見物に行く。10時半頃、京阪三条に着き、ブラブラと歩いて高倉通に面した文化博物館に到着。一階にテナントとして飲食店が入っており、綺麗な建物である。4Fにあがって見物を始める。壁に掛けてある解説文にたかる人たちで通路が混雑していた。私は文章を読むのが速いため、ほとんど一瞥して彼らをずんずん追い越していく。帯鉤や印章などの発掘品を眺め、工芸技術の確かさに感心する。我が国が鉄器は愚か青銅器すら使っていない時代、彼らは既に精緻な技術を持っていたのである。
兵馬俑は以前、大阪城博覧会の特別展示で見た事があるのだが、今回は彩色が残っていたものも展示されている。沓の裏まで創ってあるのにはたまげた。秦代のものだけではなく、漢代の陶俑も展示されていたが、漢代のものは秦代の写実性が薄れ、小型かつ抽象化が進んでいる。布や木で出来た衣服・装備を身につけさせていたらしいが、土中で腐敗分解されて裸の本体しか残っていない。
兵馬俑を見たあと、ふと思い立って二条城へ向かう。京都は道が曲がっていないのが良い。迷う事がほとんど無い。1㎞ほど歩いて二条城に入る。歴史小説でよく登場する舞台だけれど、見たのは今回が初めて。二ノ丸御殿に入ってみたが、団体観光客のババア共が五月蠅く、雰囲気が台無しであった。それでも庭園は美しく、木々の紅葉の彩りも素晴らしかった。じっくり見ていたかったが腹が下っていたので、外に出てコンビニにて用を足す。ローソンのトイレはどこもかしこも最低である。セブンイレブンとは大違いだ。
次はJR京都駅横の伊勢丹内、”美術館「えき」KYOTO”でやってる「吉村作治早大エジプト発掘40年展」を見に行くため、二条から八条まで歩いて下る。ただ堀川通を下るのも面白くないので、裏道をクネクネと曲がりながら歩き、町の風情を見物した。
京都駅に到着し、エジプト発掘展を見てみたが、展示スペースが狭いくせに入場制限もしてないので人でごった返しており、ウンザリしてほとんど通り過ぎるようにして会場を出た。今まで色んな展示展覧会を見たけれど、その中でも最低の会場の一つに挙げて良いと思う。貴重な展示物が揃っていただけに残念極まりない。