うだるような暑さのお盆休みの中、カレーを食いに行く。先週発売の漫画雑誌「イブニング」の「喰いタン」でカレーの暑気払い効果を説いていたので、なんだか喰いたくなったのだ。というわけで、折角だからと昨日のＴＶ番組「せやねん」で紹介されていた、スープカレーのマジックスパイス大阪店に足を運ぶ。
外装から内装まで赤一色で統一された店は観ているだけで汗をかきそうである。メニューの仕組みがよくわからなかったので、基本といえるチキンカレーで辛さを標準として貰った。あとで知ったのだが、カレーの値段と辛さの値段が別なのには閉口した。
辛さはそんなにきつくなかったけれど、食べている内に大量の汗が噴き出してきた。「喰いタン」で説かれていたとおり、血流が増大し、汗と共に体温の放散が順調に行われたためだろう、若干爽やかな気分となった。
スパイスの効果は確かにあったのだけれど、香りがしてこない。2日ほど前にインド料理店で食べたカレーのほうが香り高かった。看板に偽りありである。値段も高いので今後、あんまり行くこともないだろう。店のあちこちに漂う「俺ってスゴイだろ」感も気にくわないし。
