Look at the Bright side of things

Anderson's Blog - since 2005

戦事

キングダム年表

中国古代史が好きなので、現在、週刊ヤングジャンプで連載中の「キングダム」にはずっと注目している。李信と王翦を題材にした漫画といえば鄭問「東周英雄伝」のエピソードがあるのだが、あれを長編大河に仕立てたのはすごいと思う。 この記事を書いている時…

馬上戦闘

三国志や大漢風などの中国ドラマを見ていると騎乗した上での戦闘シーンがよく描かれている。日本でも武田騎馬隊の勇猛さはよく描写されるところである。 私は騎馬の経験がないし、想像でモノを言うしか無いのだが戦闘における騎馬の歩兵に対する有利は以下の…

原爆忌

今日は広島に原子爆弾が投下されて65年。広島の原爆記念館は5年ほど前に一度行ったことがあって、人類は酷い愚行をしたものだなと嘆息し、そこから大して進歩していない人類にちょっと絶望した覚えがある。 核兵器は確かに酷い兵器なのだが、酷くない兵器な…

刀狩りと「七人の侍」

刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))を読む。豊臣秀吉の行った刀狩りや徳川幕政期の苗字帯刀特典によって、1580年以降武士以外の武器所持が禁じられていたかのように思っていたのだが、この本によればそれは誤りだという。実は所有自体が厳し…

戦後話

終戦時8〜9歳だった父親から聞いた話を幾つか。 父親の家では犬を飼っていたが、ある日忽然と姿を消した。どうやら食糧難からか誰かに殺されて食べられてしまったらしい。 飼い犬は雌犬で、いつの間にかお腹が大きくなり子犬をたくさん産んだ。父は喜んだの…

サボり気味のピアノと東京大空襲

熱意が薄れてきたのか、ピアノを弾かなくなっている。ま、やりたくないときはやらないでも良い。義務ではないのだから。今日は時間が取れたので、「大漢風」を観た後に弾き始めた。何となくだが、左手と右手をそれぞれ独立してコントロールできるようになり…

急降下爆撃

第二次大戦の名パイロット、ドイツ空軍のハンス・ウルリッヒ・ルーデルの自伝「急降下爆撃」を読む。この本はルーデルの自伝を英訳したものを昭和27年頃に和訳したもので、明らかな誤訳などが散見される(ソ連に貸与された米製戦闘機エアラコブラを「空のコ…

大漢風・項羽の最期

BS日テレの大漢風を観た。漢楚軍談最高のクライマックスともいえる項羽の最期である。史記では漢軍の追跡から逃れることを止め下馬した後、迫り来る数百人の漢兵を殺戮し、自刎して果てたとあるが、ドラマはその凄惨な死闘を忠実に再現しようとしていた。槍…

不屈の鉄十字エース

出張のお供に「不屈の鉄十字エース―撃墜王エーリッヒ・ハルトマンの半生 (学研M文庫)」を買う。第二次大戦中、ドイツ東部戦線にて全人未到(誤記ではない)の352機もの敵機を撃墜したエースパイロット、エーリッヒ・ハルトマンの伝記だ。彼も以前に書いた旧…

「大漢風」を観る

REGZAの番組表でふと見つけて録画しておいたBS日テレの「大漢風 〜項羽と劉邦〜」を観る。構成、表現共におおらかさというか稚拙なものが見受けられるが、中国制作のドラマとしては良くできている方なのだろう。途中からの視聴で、劉邦がたびたび項羽に敗北…

硫黄島関連

元旦に「硫黄島からの手紙」を見て以来、硫黄島攻防戦の詳細を色々と調べている。とりあえず本を3冊購入し、一册読み終えた。 作者は小笠原兵団の参謀をしていた人で米軍上陸前に硫黄島から父島に異動した人物だ。なので穴堀の労苦や戦闘の体験話などは伝聞…

硫黄島からの手紙

特にする事もないので映画を見に行く。去年の元旦も映画を見ていた。確か「カンフーハッスル」を見た筈だ。今回は何を見ようか迷ったが、話題の映画ということで「硫黄島からの手紙」をチョイス。館内はほぼ満席で、端っこの席しか空いていなかったが映画が…

現代歴史学と南京事件

表題の本を買った。南京事件に関する書籍を買うのは2,3年ぶりぐらいだ。某所で論争に巻き込まれてしまい、やむなく資料集めをしていたころもあったのだが、資料を基に話をしようとすると、「お前は資料に頼りすぎだ」などと学問の手続きを無視するようなこ…

愛国心

最近、教育改革だのなんだので「愛国心」というお題目が目に付く。「愛国心を持たねばならない!」と主張する人たちは、全くの善意からそう言ってるのだろうけれど、残念ながら頭が悪いとしか思えない。 国を愛する心など持たなくて良い。他人や隣人を思いや…

当然勝てなかった太平洋戦争

昔々、小学生の頃、子ども向けの兵器図鑑に載っていた戦艦大和の図解と説明を見たりして、日本海軍の科学力は世界一ィィィ!と思っていた。もっとも大和なるものを知ったのは、宇宙戦艦ヤマトの方が先なので、その影響が強かったのかも知れない。 もちろん零…

教科書で学ぶ?教科書を学ぶ?

「歴史教科書と日本の戦争」を読んでいる。著者は不破哲三。日本共産党のトップだった人だ。本自体は前回の採択後に出たものであるが、つくる会の路線が変わってないので、内容的には現在の状況にもフィットする。 最初は共産党のトップが書いた本だから、マ…

旅立つ船は〜♪

昨日、遂にマジックを1残すだけになった阪神の読売との試合を見た後、トリビアでも見ようかなとチャンネルをくりくり回していたら、NHKの「そのとき歴史が動いた」で戦艦大和の話をやっていたので、途中からでもいいやとそれを見ることにした。 ヤマトとい…

項羽と劉邦

「戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)」を読み終わった。戦時中の食糧難、と一言で言うけれどそれには様々な理由があったことが述べられていた。それは、 農業生産の担い手を兵隊として駆りだしたこと。 燃料や輸送手段の軍事利用優…

戦下のレシピ

表題の本を今読んでいる。作者は斎藤美奈子氏。十五年戦争時の婦人雑誌などからレシピを拾いつつ、当時の悪化していく食糧事情とそれをもたらした背景について述べている本だ。両親が終戦時に7、8歳だったので、戦中戦後の思い出はよく聞かされた。疎開先で…

坂井三郎の零戦3部作を読んだ

「旧日本軍弱小列伝」http://www.luzinde.com/というページがある。旧軍兵器のヘタレっぷりやそれを支えたアホな思想を紹介している面白いページなのだが、その中で零戦の話をしており、参考文献に坂井三郎氏のものがあったので読んでみた。故・坂井三郎氏は…