Look on the Bright Side of Things

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TOGSを購入した

11月頃に以下のようなTweetをした。

 

 

すると、にゃも@STRiDAさんから、下記のようなご紹介が。 

 

これは良さそうと思って気がつくとAmazonでポチってた。  

 

こんな袋に入って届けられる。カラーは例によってレッドをチョイス。

 

取り付けは簡単で、付属してる六角レンチでネジを緩めて外し、ハンドルバーに押し込んで、再度ネジ止めするだけ。 

 

このようにして両サイドに取り付ける。

スペースが厳しくなったので、Blinder miniはハンドルポストに移動した。

 

全景はこんな感じ。イメージカラーであるダース・モールよろしく角が生えたわけだ。

 

TOGSを使うと、とても楽に走れるようになった。肘が下に落ちるため、両脇を締めれて、体幹の力でハンドルを操作出来る。

もはや通常のグリップを使う気にすらならないぐらい気持ちよく、楽。

こんなふうに握る。

グリップ位置が内側に来て、肘が真っ直ぐ伸びるため、後方確認ミラーもよく映るようになった。これは予想してなかったメリット。

 

グリップを握ると、自分の肘によってミラーの半分弱が隠れてしまう。

 

いやはや、にゃもさんには感謝感謝。毎度のながら、とても良いものを教えて貰った。

 

 

STRiDA用に買ったもの

いろいろと装備し終わった、現在のSTRiDAの状態。

  • 本体 STRiDA LT Matt Black
  • ライト Lumintop C01 & knog Blinder MINI NINER
  • グリップアシスト Flex TOGS
  • ペダル ALLOY PEDAL ST-PDS-001
  • サドル Vokul (中華製 廉価品)
  • アジャスタブルサドルマウンタ Q/R SEAT MOLDING ST-QRS-001 BLACK
  • キックスタンド BV-KA76
  • テールライト CAT EYE RAPID micro AUTO TL-AU620-R
  • サイドミラー CAT EYE BM-500G
  • セキュリティロック ABUS U GRIP BORDO 5700
  • リムステッカー 中華製反射リムステッカー


車体を選んだ際、すぐに購入できるカラーのものが、マットブラック、グリーン、クリームのモデルだった。1番無難であろう、マットブラックを選んで、その後、ライトをどれにしようかと見繕ったとき、これもなんとなく赤色のものを選んだ。それ以降はなるべく黒ベースで赤色を含んだ装備を選んでる。最初は「装甲騎兵ボトムズ」のOVAに出てくるAT、ブラッドサッカーをイメージしてたのだが、よくよく考えると、黒と赤って、ダースモールカラーなのよね。ペダルが銀色なのは彼のダブルブレードライトセーバーをイメージさせる。というわけで、このSTRiDAにType Darth Maulと密かに命名

以下、内容について述べる。

自転車には詳しくなくて、購入時にはショップのおすすめ品をそのまま購入、取り付けをした。
まずはSTRiDA LT

50万円もするフルカーボンモデルのC1を除けば最軽量で一番安いモデル。たまたま店舗の在庫にあったマットブラックをチョイス。

ライトはBlinder MINI NINER

取り外して本体の一部をそのままUSBポートに突っ込めば充電される。近頃のライトは進化しとるのね。発光は強力ではないけれど、点滅パターンがいくつもあり、街中を走る際の視認用としては十分なレベル。
…、だったのだが、調べてみると自転車の前照灯は10m先が視認できる光量のものと、法令で定められているそうな。Blender MINI NINERにはそれほどの光量はない。なので、追加でLumintop C01を購入。
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程々に安いのに十分な性能。そして対向者を眩惑しない配光になってるという、優れた品物。

停車の際に必要なキックスタンド。

そう、LTは標準ではスタンドが付属していないので、これをつけないと停車時には寝かせるか、いちいち折りたたんで置いとくしかなくなるのだ。

最初は純正キックスタンドを本体と併せて購入したのだが、のちにTwitterで紹介されていた、台湾製の廉価品に切り替えた。

純正品は決して悪くないのだけれど、長さ調節のためにはプラスドライバーが必要で、なおかつ固定が甘いために、徐々に位置がずれてくる。BVのは工具がなくても長さ調節が行えるし、スタンドの展開位置が前輪寄りで、純正品よりも停車時のバランスが良い感じがする。純正スタンドの金具とボルトを使って取り付けた。これ単体ではSTRiDAに取り付けにくいと思われる。

電車に持ち込む際に必要な輪行袋。これ以外に使えるものがなく、専用品だけにそれなりには便利なのだが、とにかく収納するのが面倒。この袋のために別途、収納用の袋を用意したくなる。

あとはSTRiDAに乗る人なら大抵の人が参考にしているであろう、「ストライダ入門」を元に、以下のものを購入。
鍵。決して安くはない自転車な上、簡単に持ち去れるぐらい軽いものなので、厳重な鍵で守ろうということで、ABUS U GRIP BORDO 5700をチョイス。

コンパクトに収納できる上、ちょっとやそっとでは切断できない優れもの。ただ、鍵のテストを行ってる「Bicycle Security Lab」の記事によると、ボルトクリッパーで切断を試みると、5、6分ほどで切断できるそうである。人気のない屋外に保管してればそういう目に遭うこともあろうが、日中、人通りの多いところでボルトクリッパー持ち出して堂々と鍵の切断を試みるようなアホはなかなかおらんだろうから、そこまで気にしなくてもいいのではないか。STRiDAの場合、放置するのが心配なら、折りたたんで輪行袋に入れてしまえばゴルフバッグなどと同じように携行も可能だしね。コンビニに立ち寄るなど、ちょっとした駐車のときにしか使わないだろうから、このレベルで良しとしておく。付属のケースをハンドルポストにつけて鍵を収納して走ってんだけど、カチャカチャと音が鳴って耳障り。100均の耐震ゲルをケースの裏側に貼り付けてみたところ、カチャカチャ音は若干緩和された。
夜中の保管は住居の玄関内なので、ガチの泥棒に入られでもしない限りは盗難の心配はない。


サドル高さを比較的簡単に変更できるようになるパーツ、Q/R SEAT MOLDING


このパーツを使わないと、標準ではサドルの高さを簡単には変えられないのである。時々の体調に応じて、サドル位置を変えられたほうが無理なく走らせられるだろう。

STRiDA LTはペダルが折りたたみではない。STRiDAを折りたたんだ際にペダルの幅の分が折りたたみ形態のスリムさを損なっているのは癪に障るため、折りたたみペダルを購入した。色々なモデルが有るようだけど、特にこだわりはなく、純正のものを選んだ。


空気入れ。通勤に使うものだから、事故予防に、せめて空気圧だけはきちんとしておきたいと思い、空気圧ゲージがついているパナレーサーのこれを買ってみた。STRiDAのタイヤバルブは米式。対応する注入口ではあるものの、接続しようとするとキャストホイールが若干干渉する。
サドル

純正サドルは衝撃吸収クッションが入っているけれど、どうにも痛くて20分乗ってると辟易してくる。たまたまAmazonのタイムセールでこの中華製ジェネリック品を見かけ、安価なのとカラーリングが気に入ったので購入してみた。ダメ元だったけれど値段の割には乗り心地が良くなった気もする。
サイクルグローブ

STRiDA LTはタイヤが16インチな上、アブソーバーもないため、路面の凸凹をかなり拾う。前輪が拾った衝撃がそのままハンドルに伝わり、しばらく乗ってると手が痺れてくるような感じになる。また、坂道を勢いよく下る際などに歩道の縁石で跳ねるとハンドルから手が離れそうになることも。併せて、もし転倒した場合に手を保護するためにも、衝撃吸収付きのサイクルグローブはあったほうが良さそう。お小遣いも少ないし、多分、消耗品になるだろうから、中華製の安い物を購入。


頭部の保護のために、カスクを装備。
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ジジイになってくると運動神経が悪くなるのは避けられず、転倒や衝突の危険が増す。息子も産まれたとこだし、まだまだ元気でいたい。なのでちょっと大げさだが、カスクを被ることにした。ヘルメットにしなかったのは、嵩張るから。輪行の際にはカバンの中に入れときたいのだ。

リアライトと取り付け用ブラケット。
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車道を走ってると右側を高速で通過する自動車が怖くてしょうがない。かといって、歩道は段差が多すぎて走るとしんどい。なので少しでも事故の危険を減らすべく、自動車にアピールする必要がある。なのでリアライトを取り付けてみた。荷台をマウントしているSTRiDAの場合、取り付け場所はほぼ、サドル下一択なのではないかと思われる。荷台下には反射板が設置されているが、ここでは低すぎてアピールが弱い。普通の自転車ならサドルポストなどにつけれるのだろうが、STRiDAの場合、サドルマウントがあるために取り付けるのは難しい。背中にしょった荷物にクリップする、ヘルメットに取り付けるという手もあるけれど、サドル下が一番無難かと。ただ、ブラケットの取り付けネジが緩み易すぎ。割と締め付けたはずなのに、一回通勤しただけで脱落しかかっていた。脱落防止のために結束タイで縛ってある。


サイドミラー。
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後方確認のために、お試しでキャットアイの一番安いの(500円ちょっと)を装着してみた。


クロスストラップ。
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通勤の際に使っているショルダーバッグ用。背中が蒸れるので。


リムステッカー。
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足元のドレスアップ用に。


TOGS。
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グリップサポート。ハンドリングが楽になる。


業務用ポリ袋輪行通勤した後の勤務中は用心のため工場内の空きスペースに駐輪しているのだが、工場内の空気には切削液や油など、工作機械などから発せられる様々な物質がミストとして漂っており、壁や床、備品などはそれらが降りかかることによってべっとりと汚れている。当然STRiDAにも降りかかるわけで、それを防ぎつつ、他の従業員や来客の関心を惹かないよう、この半透明なポリ袋で覆っている。

リムステッカーを貼る

STRiDA関連のお買い物もとりあえず必要なものは買ってしまったため、物欲も収まりつつある今日このごろである。実のところいろいろ買いたいものはあるのだけど、ドレスアップパーツだったり、冬用の手袋だったりして、優先度が低い。

が、欲しいことには変わりない。特にドレスアップはいろいろしてみたくなってて、最近追加されたLT用の赤のキャストホイールには強く惹かれた。

ちょっと派手かも知んないが、赤色パーツを足していきたいのである。将来的にはディスクブレーキを赤色のものに交換する予定なので、色被りになるからこのパーツについては諦めた。 

赤はボディカラーの黒に対して、差し色程度にするほうがカッコいいしね。

 

一気にいろいろ買いすぎてお小遣いが足りなくなってヒーヒー言ってることもあり、しばらくは何かを買い足す予定ではなかったのだが、Twitterでフォローしているにゃも@STRiDAさんがリムステッカーのおすすめ品をTweetしてたのを見て、300円弱と安いので買ってみた。

store.shopping.yahoo.co.jpにゃもさんはこのステッカーの別色を所有されてるSTRiDAのリムにくるりと貼ってて、それがとてもかっこよく見えたので真似しようというのである。

 

品物は中国から普通郵便で送られるため、発注してから10〜20日ぐらいで届いた。

こんなの。

リムの円弧に追従するぐらい柔らかいのかなーと思ってたらそうでもなくて、普通に貼ると歪んで皺になった。困ったなあと、貼り方をにゃもさんに尋ねてみると快く教えてくださった。

 

tweetをいくつか重ねて、丁寧にコツを教えて頂いたのだが、俺なりに要約すると、少しずつリムの円弧に合わせるように、曲げつつ貼っていき、貼付け面に追従できずに皺になった部分を木べらなどでグリグリと擦りつけて押しつぶして仕上げる。歪みや凸凹が発生してピッタリとは貼れないのだが、そういうものらしい。

頑張って貼ってみたのがこれ。

手先が不器用で雑な俺にしてはキレイに貼れたほうだろう。遠目で見る分には凸凹は解らず、綺麗に見える。

前後輪に貼ってもステッカーの長さにはまだ余裕があるので、失敗しての貼り直しも出来そうである。

 

光を当てるとこんな感じで反射する。サイコフレームみたい。

 

ドレスアップ後のSTRiDA

うむ、カッコいい。満足である。

 

輪行通勤の様子

輪行を通勤に組み込んでいるのだが、大前提として、勤め先の始業が午前8時、終業が午後5時であり、私の通勤時間帯(6:30AM〜7:30AM、17:30PM〜18:30PM)がラッシュアワーを外れていることがある。いくらコンパクトに畳めるSTRiDAとはいえ、ギュウギュウ詰めの満員電車に持ち込むのは迷惑でしかない。行き、帰りともに空いてる路線を利用できるので輪行通勤に適しているといえる。
まずは朝。輪行袋に入れて車輪を露出させたSTRiDAを最寄り駅まで3分ほど手押しで転がす。駅の改札をそのまま抜け、ホームにたどり着いたら車輪を袋内に格納して電車に乗車。輪行したての頃は大抵は立ちっぱなしだったが、慣れてきたため、空いている車両を選んで、輪行袋に入ったSTRiDAを股に挟んで座れるように。
そこから乗り換えを挟んで20分ほどして下車。輪行袋を担いで改札を出たら、STRiDAを袋から取り出し、1〜2分ほどかけて袋をたたむ。慣れないうちは3分ぐらいかかることもあったが、毎日袋を畳んでると熟練してきて、大して苦労しなくなった。
STRiDAは折りたたみ形状のまま転がしてエレベーターを使って駅の外へ。
外に出たらSTRiDAをUnfoldする。当初は装備品も少なかったので苦労しなかったものの、何やかやとセットしたり身に着けたりするようになって、少し時間が取られるようになった。準備ができるまでがちょっともどかしい。
走行できるようになったら勤め先まで20分ほどサイクリング。途中、長い橋を渡って淀川を越える。景色が広々としていて爽快。安全な近道を開拓したので当初に比べて10分近く早く、人混みによるストレスもなく出勤。これも最初、輪行を始めた頃は道に迷ったり、適切な経路でなかったりして毎回ちょっとした冒険だった。
自転車通勤で軽く運動したあとはとても気分がよく、仕事にも身が入る気がする。
勤め先の工場では片隅に駐輪スペースを確保してある。イタズラ者が居ないとは限らないから、厳重にロックして、汚染防止と目立たないようにするため、半透明のポリ袋をかぶせてある。
帰りは上記の逆。行きよりは時間を気にしなくていいからノンビリめに走って、電車のみの通勤よりも30分以上早く帰宅。つまり、いつもより30分多く、妻と子と触れ合えるのだ。とてもありがたいことだ。

ミラーの選定に悩む

通勤でSTRiDAを使う際に気をつけているのが歩道の段差。小径タイヤの宿命であるが、歩道の縁石などを乗り越える際には、かなりの衝撃を受ける。ゆっくり走るのであればさほど問題にならないかもしれないが、やはり通勤となると行き帰りともにスピードを上げてしまいがちなため、段差によって繰り返し衝撃を受け続けることになる。衝撃吸収付きのサイクルグローブを装着したり、サドルを純正のものから交換するなどして身体に受ける衝撃を減らすよう対策して、乗りはじめの頃に比べてマシにはなっているものの、車体自体へのダメージが気になる。なのでなるべく、歩道を避けて車道を走るようにしている。

道交法上も自転車はなるべく車道の左端を走ることになっているが、路肩に停めてある自動車を避けるためには右に膨らまざるを得ない。その時が一番怖い。安全確認のため、必ず後方を目視で確認することになる。前方から一度目を離さなければならないし、重心が右に傾くため、自転車の進行も右にブレる。そこへ追い越しに掛かっているロードバイクなどが突っ込んでくると事故の危険性が上がる。

もちろん他の自転車だけでなく、すぐ傍を自動車が高速で走行していて危険。クレーン車やダンプトラックなど、タイヤ径が身長の半分以上あるような巨大な作業用車両なんかは、間に車線をひとつ挟んでいても怖い。

車道を主に走るようになってから、テールライトで後方に注意を促すだけでは足りず、後方確認用ミラーが要るなーと感じ、ひと月ぐらいあれこれと検索していたのだが、例によってSTRiDAに合いそうなものがなかなか見つからない。

折りたたんで輪行袋に収納した際に邪魔にならないものがなかなか見当たらないのである。あったとしてもミラーの機能が弱そうとか、横幅が広がってしまいそうなものとかになる。狭いところですれ違うこともあるから、バーエンドに取り付けるタイプで横幅を取るものは却下。

最初に候補に上がったのがこれ。

ハンドルバーに取り付けるタイプ。ミラー面積が大きく、ガラス製ミラーということで像もくっきり映りそう。しかし、しっかり固定しないといけなさそうで、そうなると折りたたみ時に輪行袋には入らなくなる。

…、と書いてブログエントリをツイートしたら、フォローいただいている方から、このミラー、折り畳めるよとのツイートを頂いた。

貴重な情報、ありがとうございました。

 

次はこれ。

バーエンドに取り付けられるタイプ。ガラス製ミラーで高い位置に像を映せそう。だが、これも折りたたみ時に収納しづらそう。

あとはこんなの。

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/3 サイクルミラー

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/3 サイクルミラー

 

これも良さそうなのだが、配送料含めると3000円超え。お試しするには高すぎる。

 

腕に装着するタイプも検討した。

 これも買う寸前まで行った。しかし、ロードバイクなどのドロップハンドルやブルホーンハンドルのように、縦に握るときに最も有効になるように思えて、購入断念。

 

ずーっと悩んでるといつまで経っても購入できないため、とりあえず、お試しということで、一番安いこれを買ってみることにした。これを基準にして、不足なら他を当たってみるつもり。

キャットアイ(CAT EYE) マウンテンバイク用自転車ミラー BM-500G 右側用

キャットアイ(CAT EYE) マウンテンバイク用自転車ミラー BM-500G 右側用

 

STRiDAに取り付けてみるとこんな感じ。

 

 

CATEYEのロゴが邪魔。取り付けはとても簡単。元から挿さっているバーエンドキャップを手でネジネジするなどして引っこ抜いて、代わりに差し込み、プラスネジを締めてやるだけ。

 

説明書。

ネジを回すことで、ハンドルバー内部でパーツが広がって内壁に押し付けられ、その圧によって固定するだけなので、グリグリと好きな位置に回せる。

ミラーの基部もボールジョイントがネジの締め付けによって挟み込まれてるだけなので、これも好きに動かせる。

何度も動かしてると、接触面が磨り減って固定が効かなくなるかもだが、所詮、500円だしね。その時は他のを試そう。

 

後方を視認しやすい位置にしたまま、折りたたんでみるとこうなる。

これでは輪行袋に入れられない。クリっと回し、ミラーの位置も変えて、この位置に。

これで輪行袋に入れられる。よって、折りたたみ解除の際は毎回、ミラー位置を調整してやり、必要に応じてネジを締めなおしてやらないといけない。ああ、面倒くさい。

 

試しに三日ほど通勤で使ってみたが、不慣れなこともあり、なかなか後方確認の役には立たない。

折りたたみの為にガッチリ締め付けていないから、振動で位置が変わる。ベストなポジションを決められない。色々角度を調整してみたが、ミラーの視野の三分の一が自分の右腕の像で塞がれる。また、振動で像がぶれて視認しづらかったりも。

そのためもあり、ちゃんと映されてるか不安なので、ミラーつけてんのに振り向いて後方を確認したり。

そもそもこちらより遥かに早く走行している自動車は、ミラーに映った1,2秒後にはこちらを抜き去っていくから、見えたとしてもあまり意味がなかったりする。

 

とりあえず、しぱらく試行錯誤して使ってみよう。何となくだが、少し外に張り出すものの、純正パーツのミラーが一番良さそうに思えてきた。これもお試しするには高いのよね。

 

 

クロスストラップを使ってみた。

STRiDAで通勤する際、荷物の携行に作業服の持ち運びの際など、大きい荷物の時はリュックを背負い、通常の時はショルダーバッグを使っている。

ショルダーバッグは以前に妻が選んでくれた、普段使いのもの。STRiDAに乗る時にはストラップを1番縮めた状態にして、たすき掛けにして、背負うようにしている。これはこれでバッグと重心が安定し、STRiDAを走らせやすいし、重さをあまり感じることがなくて楽で良いのだが、縮めた状態では当然ながら荷物の出し入れがやりにくい。ストラップは普通に見られる、金具を使ったものなので、目的地に着いてSTRiDAから降りて荷物の出し入れをしようとする際に、ストラップを伸縮させるのが、なんとも煩わしい。

なにより、背中に熱がこもり、蒸れる。バッグの背面はメッシュになってて、普通のものより快適なのだろうが、それでも背中からの放熱が阻害されるのは避けられないし、汗ダクになる。

だからといって、ストラップを伸ばしたままだと走行中にバッグ本体が振られたりして危険。

どうしたものかと思案してる中、所用で寄った東急ハンズで「ストライダ入門」で初めて知ったTIMBUK2のクラッシックメッセンジャーバッグが陳列されており、実物を触ってみた。

ストラップのワンタッチ伸縮機能を試してみて、その合理性に感銘を受けた。めちゃくちゃ便利。

動画の2:50秒あたりからストラップの伸縮とクロスストラップを実演してる。

これ買えばひとつ問題解決、ではあるのだが、タダでさえSTRiDA関連装備にお小遣いが消えていく最中、1万円の出費は痛い。垂涎の品物だが、棚に戻して購入を控えた。

しかし諦めきれずにAmazonのレビューなどを眺めてると「クロスストラップ」という単語が目につく。

上の動画でも紹介されてるがクラッシックメッセンジャーに添付されてるものらしい(後で知った)。これなんじゃいな、と検索してみるとなるほど、便利な代物。

クロスストラップ自体も幾つか販売されており、お手頃な値段に釣られて購入して試してみることに。

装着ならびに着脱は極めて簡便。ストラップを伸ばしたままでもバッグの位置を固定でき、背中を解放できて、とても爽快。STRiDAを走らせて空気が流れていくと、背中を風が通り抜けてくれて熱を運び去ってくれる。

バッグを背負うより重心が悪くなり、ストラップが掛かってる肩に負荷がかかるけれど、背中からの放熱と、荷物の出し入れ易さには変えられない。

ヘッドライト Lumintop C01を購入

STRiDAを購入した際に、必須装備となる前照灯(ヘッドライト)について、お店の人からどうするかと尋ねられ、「走るのは、ほとんど日中だし、夜走るとしても街中で照明のあるとこばっかりだから、そんなに強く光るやつでなくていいよ」「相手から視認できたらそれでいいっす」と適当に回答し、結果、こんなのありますよとKnogのBlender Mini Lightを紹介された中で、かっこよさそうなNinerをチョイスした。サイズもデザインもよく、完全防水、と良い商品だし、その時はそれでよかったと思った。 

 

若い頃から夜に自転車を走らせて危険を感じたこともなかったし、どうせ夜に走ることになっても照明のある街中だし、Ninerつけてるから法令違反にもなるまいと高を括っていた。日中もNinerを点滅させて走って「俺、安全に配慮してるー」的な満足感を得ていた。

で、様々に装備を整えていく中でリアライトを選んでる最中、なんかのリンクを踏んで前照灯の法的要件であるところの「10m先を視認できる光量」「点滅不可」を知り、実際の投光状況の画像や動画などを見聞してみて、あらー、俺って馬鹿!と自分を罵った。

自転車のヘッドライトについてのWeb上記事によると、10m先の暗闇を十分に照らせる明るさは300ルーメン以上あったほうが良いとのこと。Ninerのスペックを見ると20ルーメン。駄目だコリャ。いや、まあ駄目やないねんけどな、そもそも前照灯的扱いをしたらアカンもんやし。

前照灯が必要なのは夜間走行するときだけなので、日中しか走らないときにはNinerのみでも問題はない。けれどよくよく考えてみると、日が落ちるのが早くなる季節ともなれば、帰宅時間はもう陽が落ちて暗く、老化して各種センサーや運動能力が衰えとる俺にとって、暗がりは若い頃よりもずっと危険なのだ。甘く見てました。

慌てて前照灯の購入を決めて、300ルーメン以上で低価格なもの、壊れにくいもの、充電池内蔵を基準に検索をかけていく。

自転車用ライトと言えば定番はキャットアイ。VOLT400が400ルーメンなのだけれど5000円超え。そして配光が狭いらしい。200ルーメンになるが少し安め、3000円弱のVOLT200にしようかと見ると、キャットアイ製品にありがちなのか、ブラケットとの接合部が折れやすいとのこと。そしてVOLT200も400も防水は弱めらしい。 

 

雨ん中を乗ったり、放置したりはあまりしないけれど、防水はしっかりした方に惹かれる。

それらライトのレビュー中に対向する歩行者や車両への眩惑に考慮が必要、とあったのでドッペルギャンガーのも調べてみたが、コンセプトは悪くないにせよ、なんかいまいち。

 

高ルーメン&完全防水などなどの美辞麗句なスペックがキラキラ光る、激安中華製のも目に入るが、称賛の嵐なレビューをかき分けて不評レビュー見ると、すぐ壊れただの、もともと不良品だっただの、違うものが届いただのの報告が少なからずあり、これらの激安中華品を買うのは一種の博打だと悟る。

 

消去法でほとんどラディエイト400に決めかけてたときに、関連商品の一覧にあったLumintop C01が目に入る。自転車について素人なので装備品メーカーについても知識がない状態。どうせ中華の有象無象メーカーのコピー品だろう、ヒットするまいと嘆息しつつ検索をかけてみると、下記の記事が見つかり、主に配光について称賛されていた。

LUMINTOP C01 / CREE XP-G3 (NW) – Bicycle Headlight | roomX.jp

 

俺もこの記事を読んで配光へのこだわりというか気配りに少し感動した。これだけ気を回せるのなら、他の部分についても隙が少ない、というか誠実なのではないかと推量。値段も安めの2500円弱だったのと、在庫僅少の警告にケツを蹴られ、めでたく購入。

 

後で知ったがAmazon以外では3500円程度で売られていたらしい。安く買えてよかったよ(在庫もすぐ復活してやんの)。

詳細については前記記事を参照するのが一番。これ、買って正解だった。

STRiDAに装着した図。

 

点滅パターンが豊富かつ適切なNinerと併せて装備している。C01は点灯モードを記憶する機能がない。スイッチを押すと、必ずLowモードで点灯し、押すごとにMid→Hi→Lowを循環する。点滅させることもできるのだが、4秒長押しと少々面倒な上、点滅パターンが緊急時を想定しているのか、やたらと煩いストロボ、間延びしたSOSモールス、間延びし過ぎのビーコンとなっていて、街乗りには適してないような感じ。

 

点灯の様子の動画を前記ページの作者がUpしておられるので拝借。6:30秒から。

動画にあるように、点滅はエマージェンシーを訴えてるようになってて、街中で使いづらい。

 

ライト本体を設置するためのブラケットのグリップ感はSTRiDAのハンドルバーがつるつるなのも相まって、移動させようと思えばさせれる程度の圧。ただ、段差の多い町中を20分程度走ってみても、ライトの角度が変わるようなことはなかった。

 

一番感心した、光源のLEDを真下に向けて配置しリフレクタで配光する仕組みは、とても理にかなっていて、設置角度にあまり気を使わなくても、対向者を眩惑させる心配をしなくて済むのがありがたい。

正面から見ると光源のLEDがいない。

 

光源は本体上部に真下を向けて配置されていて、リフレクターが光を投射する方式。

夜中にかなり暗めのところを走ってみたが、Hiモードで点灯したら全然怖さを感じなかった。つってもSTRiDAだから20km/hも出てないけれど。前方のみならずライトから1〜3m真下の道路も照らし出してくれるため、安心感も上がるし、周囲からの視認性も上がるんじゃなかろうか。

 

ご覧のようにブラケットのソケットは取り付け平面上の角度調整も可能。ガキガキガキって硬めな感じで360度回せる。

 

運用してみての不満をあげると、点滅パターンのほかは、STRiDAを折りたたんで輪行袋に入れる際に、ブラケットから本体を引き抜いておかないといけないところぐらい。そのままだとまず間違いなくどこかにぶつけるなどして破損する。

通勤する際、朝は輪行袋に包んだまま駅まで転がしていくため、ライト本体を携帯せずに出発してしまうこともありえてしまう。Ninerみたいに装備しっぱなしはできないから、持ち物がまた増えたよ。携帯用の小袋が欲しい。

 

もう少し街中向きの点滅パターン、簡便なモード切替、モード記憶があるといいかな。そしたらNinerをお役御免にできる。